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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

神宮の杜が熱く燃えた! 早慶決戦 斎藤が歓喜の絶叫!

2010年11月04日 | 大学・アマ野球
文化の日の休日。神宮の杜は、10万人もの人があふれるものすごい盛り上がり方を見せました。

神宮球場 ; 東京6大学優勝決定戦  早稲田 vs 慶応   36,000人
国立競技場; ナビスコカップ決勝  ジュビロ磐田 vs サンフィレッツエ広島  39,767人
秩父宮  ; 関東大学対抗戦 早稲田vs帝京  明治vs慶応  21,972人



約10万人もの人が、
スポーツを楽しみに神宮を訪れました。
天気は快晴の、穏やかな祝日。
最高でしたね。


さて、
最も盛り上がったといえば、
50年ぶりに行われた早慶による東京6大学野球優勝決定戦。
立ち見の人たちが幾重にも折り重なり、
まさに【立錐の余地もない】球場でした。
素晴らしい雰囲気の中、優勝決定戦は行われました。

ワタシは、
慶応が連勝してこの優勝決定戦にもつれ込んだとき、
『これは野球の神様の思し召しか』
と思いました。

長年にわたって盛り上がりを欠いていた東京6大学野球に現れた救世主・斎藤祐樹。
彼の一挙手一投足が注目され、
それまでと違った風景を東京6大学にもたらしました。

その斎藤の最後のリーグ戦。
その決着が伝統ある早慶戦の50年ぶりに訪れた優勝決定戦のマウンド。
素晴らしいですね。

昨日の斎藤のピッチング。
じつに斎藤らしく、
低めの変化球を丁寧に散らして慶応を翻弄しました。
8回1死の時点でノーヒッター。
『多分ノーヒットノーランで有終の美を飾る』
予感がぷんぷんしていましたが・・・・・。

さすがに慶応も伝統の力を結集し、
4年生の意地のヒットの連発!
特にキャプテン・野沢の一打には痺れました。

そしてその後『全日本を背負って立つ』主砲・伊藤の豪快な2点タイムリー2塁打。(ホームランかと思いました!)
神宮は興奮の坩堝と化していましたね。

どの選手も、
『こういう雰囲気の中、早慶戦が体験したくて』
早稲田に、慶応に入学してきた人ばかりでしょうから、
感激もひとしおだったことでしょう。

なんとも幸せなひと時だったと思います。

追い上げられた早稲田は、
【もうひとりの大黒柱】大石をマウンドへ。
ピンチでも全く動じない大石、
しっかりと後続を抑え、
早稲田が4季ぶり42度目の優勝を飾りました。

早稲田にとって、
そして東京6大学にとって、
夢のような4年間は素晴らしい戦いで幕を閉じました。

昨日の試合を見て、
ワタシは実感しましたね。
『やっぱり斎藤は、不世出の大スターだな』と。

『何か持っている』
彼の昨日の試合後のコメントです。
しかしワタシは、
彼を見て『何か』どころではないキラキラ輝くオーラを感じました。
プロの世界でどのようなピッチャーになっていくかは神のみぞ知るところですが、
甲子園を、そして神宮を、
こんなに熱くしたプレーヤーはそうはいないでしょう。

斎藤投手!

ありがとう!

感動しました!

新しい世界での挑戦でも、幸多かれと祈っています。

いや~
素晴らしかった。

そして緊急の番組編成で急遽この戦いを放送してくれたNHK。
さすがでした。


まだまだ興奮冷めやりませんね。
あの激闘の日本シリーズを3面以降に押しやって、
スポーツ紙は軒並み斎藤の記事をトップに持ってきました。
それだけの戦いだったと思います。


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