SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

冬の競技 全開

2019年12月02日 | スポーツ全般

よく晴れた週末、
先週は週中がどんよりとした天気続きだったので、
週末のピーカンはなんだかとてもうれしかったですね。

関東地方からは、
雪をかぶった富士山の姿を、
見事に見ることが出来て幸せを感じました。
空の青との見事なコントラストが素晴らしかった。
そして夕暮れ時の赤く染まる富士山も。

それだけでなんか、
幸せをおすそ分けしてもらったみたいに感じました。

そんな中、
土日もいろいろな競技が開催されて、
飽きることのない週末となりました。


まずはラグビーでは伝統の早明戦が、
満員の秩父宮で行われました。

やっぱり早明戦は、
こうした雰囲気の中じゃないとね。

試合は前半こそ競り合ったものの、
後半は明治が突き放して36-7と大差がつく試合となりました。

早稲田はもう少し「残り5mの攻防」で粘りたかったところでした。
一方の明治は、本当に今季は出来がいいですね。
昨季の日本一を自信にして、
今季は完全に名門復活が図られました。

大学選手権では、
東の明治と西の天理が2強になりそうな感じで、
決勝の対決も予想されます。

しかしそこにたどり着くまで、
早稲田、帝京、東海などの刺客も数多く、
予断を許さない戦いになりそうです。

それにしても土曜日に行われた帝京vs慶応の試合を見ていて、
帝京の崩れ方が気になりましたね。
今季はガタガタになってしまい、
早慶明の伝統校に3敗。
11月に入ってからの4試合では、
勝ったのは最後の1プレーで筑波を振り切った試合のみで、
そこから3連敗を喫しました。

王者の交代は明らかなのですが、
そこから立て直していけるのか?

盛者必衰は世の常ですが、
そこから踏ん張っていけるのかが肝心で、
かつての絶対王者だった関東学院大がたどった道に行ってしまうかどうかは、
これからの戦いにかかっているといって良いでしょう。
この大学選手権、
とても大事です。

1勝すれば次は関西王者で昨年の準決勝で完敗を喫した天理大が相手。
帝京が意地を見せるとすれば、
この試合しかありません。

いずれにしても決勝の舞台は新装なった国立競技場。
6万の大観衆を飲み込んで、
熱い戦いが繰り広げられることでしょう。

さて、
サッカーはJ1の優勝争いがいよいよ佳境。
マリノスはフロンターレに対して、
完璧な試合ぶりで4-1と快勝しましたね。
やっぱり時の勢いというのは凄いものですね。
フロンターレは、
全くマリノスの勢いに押されっぱなしでした。
等々力での試合だというのに。。。。。。。

一方FC東京は、
やっぱり浦和は苦手と見えて、
引き分けに持ち込むのがやっとという感じでした。

最終節は横浜マリノスとFC東京が直接対決となっていますが、
この試合の組み方、
凄いですね。

まるで今季開幕前から、
こうなることが見えていたというような。。。。。。
素晴らしい慧眼に、
感服することしきりです。

得失点差が大きいため、
すこし大一番の切迫感みたいなものはありませんが、
いずれにしてもこの試合ですべてが決まるので、
楽しみです。

降格争いも、
なかなかシビアなことになってきました。

松本と磐田は、
予想された通り土曜日での降格決定となってしまいました。

J2はなかなかシビアなところですから、
両チームとも気をもう一度引き締めなおして、
来季早速のJ1昇格と行きたいものです。
ずるずるとJ2に引き込まれてしまうと、
なかなか昇格が難しくなってきてしまいますよ。。。

同時にJ2の昇格入れ替え戦出場権をかけたプレーオフも開幕。
徳島vs山形の来週の試合で、
どちらがJ1チームとの対決に持って行けるのか。。。。


ボクシング。

井上尚弥がらみで、
ここ最近は情勢が大きく動きますね。

すこし前に、
あのネリが体重超過で失格になって、
『世界バンタム級戦線』から完全に消え失せましたが、
今度はWBOのチャンピオンにして、
またも『井上は怖くない。。この試合に勝ったら井上を倒しに行く』ってなことをうそぶいていた、
WBSS準決勝で「負傷欠場」し井上と対戦できなかった過去を持つテテさんが、
この日のWBO王座統一戦で3RでKO負けを喫しました。

このKO負けで、
テテも「バンタム級戦線」からは完全に消え失せたということが言えそうですね。

『井上なんて、怖くない~~~~』

とほざく奴らは、
対戦できるまで自分のステータスを上げる前に、
あえなく消え去るという流れになっています。

「だから~言ったじゃん、そんなことをうそぶく前に、目の前の敵に集中して倒してきなよって」

目の前の敵に集中しないでずっと先にある敵を見ているから、
そんなことになるんだろうって。。。。。


これでバンタム級戦線は、
この日テテにKO勝ちしたWBOチャンピオンのカシメロと、
先日井上の弟である拓真に判定で勝ったWBCチャンピオンのウーバーリが、
現実的な井上尚弥のコンテンダーとなってきたという事ですね。

井上尚弥が保持するベルトはWBAスーパーとIBF。
彼の狙いは4つの団体のベルトを統一することだと思います。
願わくば、
カシメロとウーバーリが両者が持つベルトをかけて『井上尚弥に対する挑戦者決定戦』をやって、
勝った方と井上がお互いが持つ2本ずつのベルトをかけて頂上決戦。。。。。
それが一番わかりやすい図式ですけどね。

そして井上尚弥は、
このファイトが終わったら、
自分の持つ4本のベルトをそっとそこにおいて、
上のクラスであるスーパーバンタム級に転級。。。。。

そうなったら、
いいですけどね。

2020年はアメリカで2試合が予定されていますから、
まずは小手調べに1試合WBAかIBFのタイトルマッチをやって、
夏か秋口ぐらいにその「頂上決戦」を大いに盛り上げてラスベガスあたりでやる、
そんなことになったら楽しいですけどね。

そういえば1階級上を主戦場として戦っていた”超技巧派”のリゴンドーが、
井上尚弥と戦いたがっているとの話もありますね。
しかも彼自身が階級をバンタム級に落として。

そのあたりも絡むとまた、
面白いことになってきそうな気もしますが。

それにしても井上尚弥、
大人気で「対戦表明」が引きも切らないのですが、
それこそがスーパースターの証。

こっちは自在に相手を選べる立場ですから、
余裕をもってこれからの戦いのプランを構築していってほしいと思っています。


ゴルフは渋野日向子の動向をどこも追っていて、
大変なことになっていましたね。

石川遼が大ブームになった時のような感じです。
渋野の場合既に全英女子を獲った”世界的な実力”も十分ですから、
「人気は石川遼、実力は松山英樹」
って感じですかね。

ホンモノのスーパースターになるのはまだこれから先でしょうが、
宮里藍ちゃん以来の女子ゴルフ界の「期待の星」といったところでしょうね。
まあ、
女子ゴルフは同年代にたくさんのキラ星候補がいるようなので、
全体のレベルアップが図られれば面白いことになってきそうですね。

上で挙げた競技以外にも、
バドミントンの日本選手権やら福岡国際マラソンやら、
身を引く話題も多数。

ということで、
毎週スポーツは花盛りですね。





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2 コメント

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Unknown (hanahana)
2019-12-02 19:26:28
昨日の早明戦をみてつくづくラグビーはFWだなと感じました。
W杯の南アもそうですが、FW戦で優位に立つことが現代ラグビーではとても重要なことだと。

昨日の明治はそれに加えてバックス陣の走力も早稲田を上回っていましたね。

絶対王者帝京大の牙城が崩れつつある今、変わって明治王朝を築けるのか、大学選手権が非常におもしろくなってきました。



それからJリーグは毎年のように終盤(それも間際!)までもつれますね。
各国のリーグを見渡してもこんなリーグは無いのでは。

磐田もついに降格ですか。。。
そう思うと、鹿島の安定感は末恐ろしいですね。



PS

関東学院大の凋落ぶりに劣らず、先日放送された啓光学園の変わりようには衝撃でした。
そういえば出てこないなとは思っていましたが、まさかこんな状況だとは。

高校野球でいえば大阪桐蔭のように、憎たらしいほど無敵を誇っていました。
学校経営の方針といえばそれまでですが、なんともねえ・・・
今思えば、よりにもよって大阪工大高と統合せんでも・・・。

ロイヤルブルーのジャージーが蹂躙されている絵はちょっとショックでした。

ただ、生徒たちのやる気は伝わってきましたよ!

ほんと監督ともども頑張って欲しいですね。

(最後、監督の胸で泣き崩れる選手を見てもらい泣きです。他校の生徒なのにね。)
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大学ラグビーはいいなあ (まめちち)
2019-12-03 07:23:41
hanahana様、コメントありがとうございます。
明治の圧勝、ある意味予想されていたとはいえ、やっぱり実際に見ると驚きますね。
昨季の日本一がこれほどまでにチームに自信を与えるものなのかと。背番号2の箸本主将の2本のトライ。これが何か明治の強さを象徴しているような気がします。
大学選手権は、その明治に去年決勝で悔しい思いをした天理がどう挑んでいくかという所が焦点だと思いますが、早稲田、帝京、東海あたりも黙っていないでしょうから面白そうですね。
国立の決勝、ワクワクしながら待っています。
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