サッカーの世界では、
クラブW杯でサンフレッチェ広島が大躍進。
サッカーファンの目をくぎ付けにしていますが、
ラグビーも負けず劣らず、
熱く燃えた季節を迎えています。
秋に行われたワールドカップでの日本チーム大躍進を受けて、
ラグビー人気が現在沸騰中です。
一躍時の人となった五郎丸の所属するヤマハの試合は、
常に満員に近い観衆を集める大盛況ぶり。
元々ラグビーはとても面白い競技なので、
初めてスタンドに訪れた人にも、
その魅力は伝わりやすいと思います。
そして『見れば見るほど』奥が深いスポーツでもあるので、
『新たなる固定ファン』の大量獲得も、
現実味がありますね。
そんな中、
W杯の影響で短くなった今季のトップリーグが、
早くも佳境を迎えようとしています。
土曜日に秩父宮で行われたトップリーグの強豪対決、
パナソニックvs東芝の試合は、
2万人以上の観衆を集める満員の大盛況。
その中で行われた試合は、
何というか、
『これぞラグビー』
という試合でした。
田中・堀江・山田を軸にする”王者”パナソニックのスキのないFW/BK一体となった攻撃と鉄の防御に対して、
リーチを軸にここのところ劣勢気味のこの対決での勝利を目論む東芝は、
接点での攻防で勝負を挑みました。
そして7点のビハインドで迎えた後半35分過ぎ。
パナのゴールライン前での攻防で、
徹底的にスクラムにこだわり、
最後はトライを取り切って17-17の同点、引き分けに持ち込みました。
東芝はチームとしてはここ数年結果が残せず停滞気味の印象がありましたが、
まだまだ戦えるんだというところを見せてくれましたね。
しかし『世界標準』の戦術を入れるパナソニックやサントリー、
そして上昇気流に乗るヤマハなどとは、
まだちょっと差があるのかなあ・・・・・というのがワタシの印象です。
今季のトップリーグは、
従来の4強(パナソニック、サントリー、東芝、神戸製鋼)に、
力を伸ばして来たヤマハがグイッと食い込み、
そこにまた超絶な外人勢の加入で勢いづくNTTコムや近鉄、キャノン、
そして復活を期すトヨタなどが絡んで、
リーグ戦本来の『群雄割拠』を形作っています。
長い間形成されてきた、
『上位と下位の実力差がありすぎる』状態は解消しつつあるというのが実感です。
やはり人気を出すためには、
『どこが優勝してもおかしくない』
ぐらいの全体の底上げが必要だと感じていますので、
今季のこの状態はとても望ましいと思っています。
そして日曜日に行われたのは大学ラグビー。
いよいよ第2ステージと言われる、
4チームずつによる総当たりのリーグ戦が開幕です。
A組は7連覇を狙う帝京大が圧倒しそうな雰囲気ですが、
B組で早大が天理大に敗れて、この組を勝ち抜けるのが極めて厳しい状況となりました。
C組でも帝京大に唯一黒星をつけた筑波大が大東大に敗れ黄信号。復権を狙う関西リーグ優勝の同大が慶大に快勝して、その力を見せつけています。
D組では優勝を狙う明大が順当に初戦を飾りました。
早慶がともに敗れて、
またまた正月に顔を見せることができないかもしれませんね。
『絶対王者』の帝京大に東海大、同大、明大が挑むという構図になりそうな気配がします。
挑む3強はいずれも今季好調なだけに、
年明けの準決勝は目が離せない戦いになりそうです。
いずれにしても、
肉弾相打つ冬の風物詩。
ラグビーの観戦に、
ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。
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