9月に入って、
セ・リーグでは広島が歓喜の優勝。
パ・リーグでは激烈な首位争いと、
プロ野球も盛り上がりを見せています。
その他の競技でも、
サッカーW杯予選あり大相撲あり、
ボクシングの世界戦も多数。
そのうえNFLも開幕したりして、
まさに『スポーツ(観戦)の秋』って感じです。
錦織の活躍するテニスも、目が離せませんね。
ワタシも連日、
ワクワクドキドキですが、
先日ふと、地味~な話題がスポーツ紙に載っていました。
それは西武ライオンズの次期監督問題。
ワタシはこのブログでもたびたび触れている通り、
西武ライオンズが所沢に移って以来の長いライオンズファン。
しかしここ数年、
いや、10年来かな?、
その熱が年々陰ってくるのを感じていました。
黄金時代の野球を見すぎたせいか、
ワタシの好きな野球(プロ野球)が
『スキのない、まさにプロがやっていると実感できるような、質の高い野球』
になってしまっていて、
現在の西武の『打ったぞ~、わ~~~~!投げたぞ~、わ~~~~~!』という、
『見ていてわかりやすい、明るく元気な、イケイケ野球』
を何だか許容できなくなってしまっているのです。
その萌芽は03、04年ぐらいからかなあ。。。。。。
しかしそれから5,6年は、
『黄金時代の強豪の残り香』
で何とかAクラスになってはいたものの、
こんなチームでそう勝ち続けられるわけもなく、
『まさに負けるべくして負ける』チームカラーは、
最近ではV逸はおろか、Aクラスも遠ざかってしまい、
今やまさに『Bクラス常連』のチームになってしまっています。
そしてチームカラーは、
それに合わせてどんどん『テキト~』になっている気がしますね。
主力が打てば勝つし、打たねば負ける。
投手は調子が良ければ勝つし、調子が落ちれば負ける。
まあ書いてみると単純で分かりやすいんですが、
要するに選手が『勝つ』というベクトルに向かっているわけではなく、
まあ勝手に自分のプレーをしているだけのチームになっちゃっているわけですね。
おまけに最近は負け癖がすっかり染みついちゃって、
そりゃあもう、嘆かわしいばかり。。。。。。
な~んて、
2年程前までは『怒り、嘆いていた』自分がいたわけなんですが、
そんな自分の気持ちも今ではすっかり冷めて、
今年は西武ライオンズのファンという”呪縛”から、
ようやく自分を解き放つことができる1年となりました。
『負けているけど、そんな息子ほどかわいいっていうじゃない。ファンはやめられないわよね~』
という域をも超えて、
興味がなくなってしまいました。
途中一時中断した時期はあれど、
基本的に初年度からず~っと入会していたファンクラブ(かつては後援会といっていました)も今年はついに入会せず、
結局1度も球場に足を運ぶことはありませんでした。
(見に行きたいという『湧き上がる気持ち』が、今年はついに一度も湧きませんでした。)
そして一番の変化は、
西武の試合の結果とか選手の成績も、
まったくと言っていいほど気にならなくなった!ということ。
自分の中では、
信じられないような【変化の年】となったのです。
もちろんプロ野球自体に興味がなくなったわけ決してなく、
広島の優勝も、
パ・リーグの首位争いも、
大谷や松井、藤波や小笠原(中日)の活躍や、
山田や鈴木誠也のバッティングなどに、
心躍らせています。
しかし。。。。。
そんなワタシの心をざわつかせる記事が。
このところの新聞に、
『宮本慎也 西武の監督へ』
という文字が踊り始めました。
西武の新監督候補として、
秋山幸二氏らとともに、
宮本慎也氏の名前が、
取りざたされるようになってきたのです。
宮本慎也氏。
ワタシが今一番、
『どこのチームでもいいから、監督にしたい』
と思っている人。
PLー同志社ープリンスHと進んでヤクルトへ。
野村克也氏の薫陶を受けて、
リーグ優勝や2000本安打の偉業を達成しました。
そしてなにより、
あの守備力の高さは、
本当にすごいものでした。
さらにオリンピックやWBCで見せたあのキャプテンシー。
『日本野球界が誇る人材』
だとワタシは思っています。
引退の時に、
彼の野球観であるとか、
今までのチームに対すること、プレーに対すること、
何より野球に対する考えなどを読んだのですが、
それは素晴らしいものでした。
そんなこともあって、
ワタシは『彼こそ、早めに監督にして、経験を積ませるべきだ。そしてゆくゆくは、日本の野球界を背負って立つ人に』
と思っていました。
NHKでの解説を聞いていても、
プレーの分析は的確で、
しかも厳しい視点を持って野球自体を語ることのできる人であるというワタシの印象は、
より確固たるものになっています。
その彼が、
まさかの西武の監督に就任?
最初はかの”東スポ”の記事だったので話半分でしたが、
ちらほらとほかの新聞にもこの話題が出始めて、
ワタシはなんだか久しぶりに西武の話題で、
ワクワクしたりしています。
『いや、宮本はヤクルトが手放さないだろう!』
なんて今でも心の内では思っていますが、
万が一西武に来ることがあれば、
チームをガラッと変えてくれる起爆剤になってくれる監督だと思っています。
まあ、
それもこれも、
『チーム弱体化の真の元凶』
である”球団フロント”の腹のくくり方次第ですけどね。
宮本監督を連れてこれるのであれば、
『球団は本気で改革しようとする気だな』
と思います。
秋山幸二監督であれば、
『変わろうという気持ちだけはあるのだな』
って感じですかね。
万が一潮崎哲也コーチの内部昇格を選択するのであれば、
この球団は終わるかもしれませんね。
本音では『球団売却して、オーナー企業から球団フロントから一掃され変わらない限り、先はない』
と思っていますから、
球団の売却が一番手っ取り早い再生への道だと思っていますが。。。。。。
宮本監督が就任したら、
再度このチーム、
ウォッチしてみたいと思っています。
まあ、
浅村、中村、森の”大阪桐蔭トリオ”にメヒアが毎度同じようにブリブリ振り回すだけでは、
SBや日ハム、ロッテなどには到底対峙してはいけないと思うけどね。
宮本監督でこのどうしようもないチームがどう変わるのか、
見てみたい気がしますね。
【西武ライオンズ・宮本新監督】
待望しています。
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私自身、昔は辻のスタッフ入りを熱望した時期もありましたが、いささか遅きに失した感じはしますね、すでに。
まあ、報道通りであるならば、まず宮本にオファーも断られ、秋山にも振られ、ベストでもベターでもなく、グッドな選択ということでしょうかね。
現在の西武ファンには申し訳ないのですが、あまりに野球が違いすぎて、今のチームはあまり応援する気にならんというのが本音です。野球に全く深みがなく、アマチュアのようなチームという感じを持っています。
辻が就任することになったら、少しは”考え、実践する”プロフェッショナルな野球に戻っていくのでしょうか?