![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/51/7ddb0c9e7f2fda433ff154ef8616c0d0.jpg)
結局、ブレーキオイルのホースが詰まったせいで、ブレーキパッドがディスクに軽く接触したまま戻り切らない状態になり…
それが固着して接触の度合いがひどくなったため、パッドとディスクローターが摩擦熱で焼けて傷んでしまったということ。
パッドとディスクローター交換。ついでに予防交換でブレーキオイルのホースは4輪交換しました。
もうこれだけの旧車で部品もないので、ホースは純正でなく社外品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/19/a8c092696efd9e9623b4cc44b481dc23.jpg)
焦げ臭さとホイールの熱持ちに、もっと早く気付けなかったのは本当に不覚。
ホイールとタイヤまでダメにならなかったから、まだ良かったですけれど。
ブレーキを「引きずる」状態は、気付かないうちに少しずつ進行していたようです。
3月上旬は、ペッピーノ=アルファ156 2.5V6 Q2に対して、リッター当たりの燃費で1.5kmほどのアドバンテージがあったのですが…
「入院」直前にはそれがほぼ同じぐらいに。
そしてトラブルを直してみたら、明らかに燃料の減りが少なくなりました。
今の状態だとたぶんペッピーノより、プラス2km/L以上、燃費で上回るのではないかと思います。
加速のフィールも格段に軽くなったし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9a/4b7bb5b7d33eb75069a326e58c51a317.jpg)
ゆでられるカエルじゃないけど、少しずつ進行する問題には、人間気付きにくいものなんですね。
「いや気のせいだろう。きっと大したことないさ大丈夫」という気持ち、いわゆる「正常バイアス」に陥ってしまうんです。
これは車のトラブルだけじゃなくて、人間の病気とか、社会の問題とかについても同じことが言えます。
ゆでガエル症候群、そして正常バイアス……何事につけ気をつけないといけないですね、ほんとに。