高速を走行中だったので、キリのいい数字になった瞬間を撮影できませんでしたが…
うちのペッピーノさんこと、アルファロメオ156V6が、走行距離10万キロに達しました。
もっともそのうちの7万3千キロぐらいは、前のオーナーさんが乗ってのものだったんですけど。
うちに来てから2年と2か月に少し足らないぐらいの期間で、2万7千キロを走ったことになります。
1か月平均にすると1125キロぐらいになりますか。
横浜と川崎と東京都内の一般道中心の使用状況としては、それなりにたくさん走っていますね。
長距離の旅行に使ったのは東北に行ったときぐらいかな。あとは遠出しても伊豆や群馬でした。
ほぼ毎日稼働してくれているので、ちりも積もれば…で、こうなったということでしょう。
気付いてみたら「アルファロメオ」カテゴリーの記事を書くのは、かなり久しぶりです。
この前の大きなトピックは、去年の10月に、12か月点検に出したときでしたかね。
「無事これ名馬」ということで、その間調子が悪くなることもなく、毎日コツコツ働いてくれていたということになります。
逆に毎日稼働させているのが、安定した調子を保っている原因なのかも。
でも、気が付けば走行距離10万キロ。初登録から19年経過している車、ということになりました。
ボディに錆が出ているなどは全くないし、普段日なたに停めて保管していたアルファにありがちな…
内側のドアノブが、日光による劣化でベタついて来ているということもありません。
グローブボックスのふたが少しずれているけれど、それ以外の内装は新車同様の綺麗さです。
品質的にも性能的にも、まだまだ長く使えそうなペッピーノさんですけれど…
一点だけ気になるとすれば、エンジンのカムタイミングベルトが、そろそろ寿命ではないかということ。
マエストロの言によると…
「同じアルファの156で、10万キロ走っても大丈夫だった例もありますけど」
「でも『タイベル』は沈黙の臓器みたいなもので、切れるときは何の前触れもなく突然来ます」
「もし切れちゃったら修理代100万近いコース。最悪の場合はエンジンがご臨終になります」
「一般的には5万キロ前後の走行ごとに交換するのが安全ということになっていますね」
とのこと。
前のオーナーさんも、約5万キロ走行時点でタイベル交換しています。
ディーラー系の工場で純正部品を使ってやると、諸物価高騰の折、20万円をはるかに超える費用がかかるらしいのですけれど…
マエストロの工場でなら、品質は変わらない社外品を使って、工賃込みで12~13万程度だと。
なので思い切って、私もタイベル交換することにしました。車を大事にしてあげたいから。
ペッピーノさんの状態を見ていると、前オーナーさんも良くメンテナンスしていたことが分かりますし。
12万円は痛い出費ですけれどね。
ちょうどオイル交換の時期も来ているので、今月半ばのタイミングでマエストロに預けることにします。
20年近く経つ古い車だから、経年劣化して来る部品は、適宜交換をしながら…
車自体の限界か、もしくはガソリン車に乗れる社会環境の限界が来るまで、付き合って行くつもりです。