月に一度の「癒し」タイムだった、小倉唯さんと日高里菜さんのコンビラジオ『ちゃんラジ』が…
昨夜の配信で最終回を迎えました。
コロナ禍が始まった2020年の夏に始まって、最終回まで27回、パイロット版を入れて28本の配信でした。
仲良しのふたりが、プライベートで普通に女子会をしている会話を、隣のテーブルで聞いているような番組。
聴いているだけでほっこりして、ひと月の間にあった嫌なことが溶けて流れて行くような気がしました。
唯さんの、声優としての初仕事だった『Internet Adventure』ゲームの…
アバターボイスの収録スタジオで、録音の順番が前後になったことで出会ったふたり。
当時唯さんが13歳、里菜さんは14歳で、ともに「中学生声優」だったんですよね。
アニメ『ロウきゅーぶ！』で共演してから、本格的に親しくなって。
中学高校と同じ学校で、里菜さんが唯さんのひとつ上級の先輩だったこともあり…
お仕事だけでなくむしろプライベートで仲良くなって、テーマパークに一緒に行ったり、お食事したり…
お互いの家にお泊りし合ったり、というお付き合いを続けて来ました。
一時期は里菜さんの家（実家）に、唯さんの歯ブラシが置いてあったほどだとか。
唯さんにとっては声優音楽ユニット「ゆいかおり」でのバディだった石原夏織さんと並んで…
彼女のこれまでの人生で、最も大事な役割を果たした人であると思います。
そして、20代前半で『スクストラジオ』を一緒にやって…
20代後半で『ちゃんラジ』をやって。
とくにこの『ちゃんラジ』に関しては、パーソナリティーのふたり自身の発案・企画によって誕生した番組。
配信場所が変わっても、縮小されても続いてきたことに、ふたりの執念（？）さえ感じました。
これが終わってもリスナーに忘れられないように、これからはおたがいの誕生日とかクリスマスとかに…
折に触れて特別配信をしたり、イベントをしたりして、つなげていって…
「30代前半になったら、またレギュラー化して一緒にラジオをやろう」と最終回で言っていました。
ぜひぜひ、そうしてほしいです。
番組の中では、里菜さんからの愛が重すぎて、唯さんが引く、という体でギャグのジングルが作られたり…
すっかりそういう「芸風」になっているこのふたりですけれど…
この業界でとても交友関係の広い里菜さんが、唯さんと二人で行った思い出のごはん屋さんに…
他の女性声優さんと一緒に行くんだ、という話を聞かされて、唯さんが密かに嫉妬していたり。
唯さんが、里菜さんの愛車の助手席に乗せてもらって横浜に行き、一緒にみなとみらいの夜景を見たことを…
はしゃいだ感じで、ソロラジオの中で自慢していたり。
実際には唯さんが里菜さんに、精神的に支えられている部分が大きいと、はたから見ていて思えます。
最終回でも、唯さんがこの番組の中で言った名言がまた取り上げられていました。
「ひとりでいても楽しいけど、ちゃんりなと一緒にいると無敵になれるのよ…」
「お互いの弱い部分を補い合って、パーフェクトに近づける気がする」と。
昨日もまた照れる唯さんに、里菜さんが「ちゃんゆいの、今のほんとの思いを言ってみて」と迫ったら…
「（私は）ちゃんりなといることで、笑顔とかエネルギーをもらえるの」
「明るいけど実はすごくちゃんとしてる子だから、尊敬する部分あるし」
「やっぱり、いちばんわかってくれてるんだな私のことを、って思うのよ」
「（私にとって）それだけ影響力がある人なんだ」
「ちゃんりなはほんとに（私の）ささいな変化にも気づいてくれるものね」
「ふたりでいることに意味があるよね、やっぱり」
と言っていました。
「最後のひとことは、名言ぽく置きに行ったでしょ」と、里菜さんに指摘されてましたけど。笑
唯さんが作詞した楽曲『桜色ラビネス』の歌詞を見ていると、里菜さんと会う日の彼女を連想してしまったり。
あれ少し髪型チェンジ？
こだわりメイク 気付いてくれたの
変化し続けてゆく私たち 桜色ラビネス
というあたりがとくに、お洒落で、おたがいヘアアレンジやメイクにこだわりがある…
このふたりならではの雰囲気を感じるんですよね……
番組は一旦終わってしまいましたが…
番組オリジナルのLINEスタンプが、製作途中のままになっていて。
これはなんとか完成させて、販売したいようですから、期待しています。
そして、おたがい三十路に入ったふたりの、コンビラジオの復活を楽しみにしたいと思います。
最終回のYouTubeでのアーカイブを、一応貼っておきます。
唯さんや里菜さんにもしご興味がある方は、お時間があるときに、一部だけでも聴いてみてください。
