今期、小倉唯さんが出演していたTVアニメのひとつ『ワンルーム日当たり普通天使つき。』の最終回が昨日で…
その「直前スペシャルイベント」というのがあったので、行って来ました。
場所が大手町で都心ど真ん中だったのですけれど、たまたま安く車をとめる方法があったのでペッピーノさんで行きました。
(月のあたまに北海道の旅行先で乗ってから、またしばらく電車に乗ってない)
トークショーと、ゲーム、生アテレコ、というこの手のイベントの王道の内容だったのですけれど…
トークでは、小倉唯さんは割とおとなしくしてました。まあ通常運転。
演者の中で唯一、唯さんより年上(キャリアでは後輩)の大西沙織さんが、わちゃわちゃしている若い子たちに「お前らうるさいよ!」と突っ込むなど…
こういう場での「役割」であり「売り」でもある、色物姉さん路線の発言を少ししていましたけれど…
たぶんメンタルの不調で活動制限(ほぼ休止)する以前ほどの勢いはまだ戻ってないみたいで、お顔にも少し苦労が滲んでいる感じというか、悲しそうな気配があって。
トークの中でも「仕事場ではこうやっているけど、家では割と『シュン…』てなってる人だから」
と言ってました。本当は繊細な神経の人なんでしょうね。
でもこんなふうに、大勢の観客を前にするイベントに元気に出られるようになったのはよかったです。
一方唯さんは、若手がくだけた感じのトークをしていても、このメンバーの中ではキャリア最古参のベテランなのに…
(子役から数えたら24年目、声優活動とアイドル的な活動でもキャリア17年目ですから)
「ですます調」のていねいな話し方を崩さず、みんなに対して敬語。
こういう公の場で、相変わらずの「優等生ぶり」で通すところに、アンチの人たちはイラっと来るんでしょうか。
(つけ爪は長いけど…笑)
こちらは会場に展示されていた、番組ラジオでみんながリレー式で書いた「交換日記」の、唯さんの部分。
まあ「らしい」感じの内容。
ただ、今回だけではないのですが、ステージで立っているときに足首をぐにぐにとひねるような動作をする癖が、最近ついたみたいです。
冬の終わりごろに足首の大けがをしたことと関係…ない、ということはないでしょうね。
でも履いている靴がソールもヒールもだいぶ高いものになって来たので、もうほとんど回復しているのかなと。
8月のお誕生日イベントにはライブパートもあるでしょうけれど、本領発揮の全力ダンスを見せてくれるかも。
それから、ゲームの中で「洗濯物をたたむスピードとたたんだ物の綺麗さを競う」というゲームがあって。
唯さん、皆から「クリーニング屋さんかと思った」と言われるほど、誰よりも圧倒的に速く綺麗にたたんでいました。
さすが。家事全般に関してはお母さんから厳しく仕込まれている様子が垣間見えました。
どこを取ってもそつがなくスキもない、万能の優等生、究極のプロフェッショナルに見える唯さん。
なのに、ファンクラブ会員限定のネット生配信では、いつも何だかふにゃふにゃしていたり…
トークでの相性がいい、上坂すみれさんに引き出してもらえれば…
浮世離れした「宇宙人」的なポンコツさ、ぶっとんだ面白さを見せてくれるのですけれどね。
この『天使つき。』のアニメで唯さんが演じた、血を吸わない主義の吸血鬼・リリーシュカも…
思い切りイキりまくりの「中二病」の割には、ポンコツで笑えるキャラクターで、そのギャップが可愛らしかったです。
唯さんも、もう10年以上観察して来ましたけれど…
いろんな意味での「ギャップ萌え」が一番の魅力かもしれません。
おおかたの人のステレオタイプな決めつけや、表面だけ見ての想像を、裏切ってくれるところ。
それと演技も歌も日進月歩で進化し、スキルアップ、ステップアップを遂げているところ。
3年、4年前の小倉唯と、今の小倉唯を同じようなものと思ったら、大まちがいになります。
ただ、何度も何度も繰り返して「世界平和」と口にするところと…
以前(といっても最近ですけど)あるインタビューで語った「小倉唯としての活動のマニフェスト」だけは…
ずっと変わらないと思います。
真面目なところは本当に真面目なんですよね。
こういう人、推さずにいられませんよ。
最後に、去年の11月にあった最新のライブでの動画をリンクしておきます。