今でも、もちろん人気声優アーティストの小倉唯さんですが……
中高・大学時代は、学業との両立をしなければならかったため、今よりもっと多忙を極めたはずです。
仕事と学業の両立と言っても多くの芸能人は仕事中心で、学業はおろそかになりがち。仕方ないですが。
(芦田愛菜さんは例外です)
大学に進む場合も、たいていはAO入試で、自分の「一芸」の助けを借りて入学するものですが…
唯さんの場合は、芸能の仕事をしていたことが、逆にいけなかったのでしょうか…
AO入試では圧迫面接に遭い、面接官にひどいことを言われて泣かされた上、落とされて。
それでも奮起して、一般入試で同じ学校に再チャレンジ、見事合格して大学に進んだという経緯があります。
志望した女子大に進学後も、特別に厳しい校風の大学で、しかも学科の規模が小さめだったため…
教員は全員の顔を覚えていて、しかも講義では座る席まで決められていたため「代返」などは一切できず。
それに加えて欠席が成績下落に直結するというシステムだったので…
マネージャーと一緒に必死で仕事をやりくりして、授業を休まないよう頑張ったそうです。
本当は芸能人が通うのには向かない大学だったのでしょう。
でも唯さんは、そうした学校の決まりが逆に好きで「自分の性格には合っていた」と。
結果的に単位をひとつも落とすことなく優秀な成績で卒業しました。
加えて唯さんは、もともと今の仕事をずっと続けるつもりがなく、大学を卒業したら仕事はきっぱり辞めて…
臨床心理士の資格を取って、心理カウンセラーになるつもりだったといいます。
(ファンは知りませんでした)
そんな風なので、中高生時代から勉強はとても真剣にしていたようです。
教室の座席決めのときには、自ら志願して、いつも最前列にしてもらっていたそうです。
背が低いのもありますが「授業中に前の方でわちゃわちゃされるのがいや」というのが主な理由だとか。
またクラスメイト(芸能クラスですが)の多くが、放課後に繁華街へ出て遊んでいるのを横目に…
「空いた時間があるのなら勉強したかったから、そういうのには全く付き合わなかった」と。
結果、高校での学業成績は学年トップ。
定期試験で悪い点を取るのは屈辱だったので「全部のテストで満点を取る」つもりでやっていたそうです。
周りに流されず、自分をしっかり持った、そして負けず嫌いな高校生だったみたいですね。
数日前YouTubeで配信された番組『ゆいしょ!』で、当時の唯さんらしいエピソードが話されていました。
一応、下に公式のリンクを貼っておきますので、お時間がある方は見てみてください。
インタビューしているのは、事務所のマネージャー「くみくみ」こと、くみこさんです。
動画の、8分過ぎぐらいのところから、その話が始まります。
お時間がない方は、後に動画のスクショを貼っておきますので、それを見てください。
ところが、ある古文の先生が、生徒に向かってこう豪語したそうです。
そしてテスト後、自己採点したら……
ところが採点結果が帰って来たら…
なんと「往ぬ」(たぶん)の行人偏の、上の画が書けてなかったと。
当時は納得がいかなかったらしいですが…
唯さんは結構字が乱暴なので、急いでいい加減に書いたから、上の画が見えなかったんじゃないかと思いますが。
まあ、こんな笑い話が出てくるぐらい、まじめに勉強していて、また負けず嫌いだったということでしょう。
大学入試で、圧迫面接で落とされたのに、同じ大学を一般入試で受けなおし、合格してしまうというのも…
並々ならぬ、根性と負けん気があればこそ、でしょうね。
唯さんは、話し方などからおっとりしているように見られがちですが…
なにしろ、しぶとくて強いので有名な、上州の女ですし。
上州名物かかあ天下と空っ風、といいますからね。
(実際は「上州のかかあ天下」じゃなく「上州のかかあ天下一」なんだといいますけど)
自分でも「しぶとい性格」と言っていますが…
そのぐらい強いメンタルがないと、何の仕事をやっても多くの中から抜きん出て成功するのは難しいです。
あれだけのバッシングや誹謗中傷に遭っても、結局負けずに、現在まで頑張って来れたのだし。
これからも負けん気としぶとさで、成功の階段を上がって行ってほしいなと思います。