昨日スマホの機種変の契約をしてきました。
これまで使って来たスマホが古いGalaxyだったのですけれど、とても使い心地が良くて性能にも満足していて。
ただ買ってから既に4年半が経過して、最近動作が遅くなってきてしまったので、機種変しようかと。
正直言って妻と息子が使っているiPhonよりもいいなと思うことが多かったし、彼らもそう言っていたし。
それにバッテリーを含めた経年劣化もiPhonより遅いように思えたので、今回もGalaxyにしました。
SAMSUNG、いまやダントツ世界一の規模になった電機メーカーですしね。
すべてのものに通じる盛者必衰の理があるので、これがいつまで続くかはわかりませんけど。自動車のトヨタさんも同様です。
2か月前ぐらいに出た最新鋭のハイエンド機種は、さすがに高すぎてとても買えないので、ひとつ前の機種にしました。
ちょっと前のハイエンド機種なのに、あれやこれやのキャンペーンやお値引きでかなり安くなりました。
同じGalaxy同士だったためもあるのか、データ移行はアプリ任せであっさりスムーズに終わり。
やっぱり4年半の技術的な進歩は目覚ましくて、画面の美しさもカメラの性能も全然違いました。
同時に某ネット通販サイトで、かなり良いワイヤレスイヤホンが、タイムセールでもの凄い割引率で出ていて…
レビューの数も評価も良かったので思わずポチってしまいました。
今まで使っていたワイヤレスイヤホンもなかなか良かったのですけれど、替えてみたら音質がさらに段違い。
これ、もう高価なオーディオセットが必要ないぐらいのレベルなのでは?
というわけで、デジタルデバイスの環境が一気に改善しました。
思ったほどお財布が痛まなかったのが、さらに良かった。お買い物上手。笑
わざとみたいに、というか明らかに「お金を使うこと」そのものに快楽を感じていた様子の母だったら…
安い買い物をすると、かえってフラストレーションが溜まりそうですけれど。
株投資で、私などは腰が抜けるくらいのお金を溶かしてしまっていたことが、最近発覚した母ですが…
特段苦にはしていないのかも。
まあでも、そう遠くない将来に、円(お金)の価値が、アルゼンチンみたいなことになりかねない状況を見ていると…
「貯金」だの、ただ「お金」で持っている資産だの、ほとんど意味がなくなりそうです。
60年以上続いた、世界的な「安定の時代」が終わろうとしていることは明らかで…
もう「安定」というものがどこにもなくなるのは目の前でしょうから。
そしてその大転換が、徐々にではなくかなり突然に襲って来るものであることも予想されるので…
ケチらず今のうちにお金を使って、楽しいことをしておいた方が、後々悔いを残さなくて済みそう…でもあるのですけれどね。
その後は…どんな変化にも対応してお金稼ぎをしてサバイバルできる「個人的なスキル」を持っていないと、大変なことになるでしょう。
年金を繰り下げ受給して、何十年も先の得を取る、なんてのは愚の骨頂ですよ。
制度改悪がこの先も繰り返されて、早期受給と遅い受給との「損益分岐点」はどんどん先に伸びて行きますよ。85歳とか90歳とか。
もらえるものは、まだもらえている間に、早く1円でも多く得て、使っちゃうか「モノ」に替えておくことです。
もっと言えば、自分の手で土を耕して「食べる物を一から作る」ことのできる人が、いちばん強い時代になるのかもです。
終戦直後に、農家さんがいちばん立場が強くて、時代の大波をかぶらない位置にいたみたいに。
私みたいな人間は、都会でデスクワークして来たサラリーマンや公務員より、もっとやばいですね。
車の運転ぐらいしか他人より優れて、お金に換えられそうなスキルないので。
でもタクシー転がすと言ったって、タクシーなんてものの需要がこの先いつまであるかわからないし。
いくら世の中を大きく変えなきゃ、と訴えたところで、みんな自分から動こうとしないし。
他の誰かが動くのを、お互いに様子見し合ってる状況。
私は、読んだ人が不安になるのも構わず、世の中これじゃエライことになりますよと訴えて来ましたけど…
もう疲れて来ちゃいました。トシです。
いかにも「出る杭」にはなりたくない、そして「出た杭」は、変わり者、反逆者、和を乱す者として叩かれる、日本社会らしい現象です。
だから、はみ出さないように、特殊な考えは持たないように、というよりもう…
自分で考えて行動することは一切やめて「周りの人がどうするか」を見て、ただそれに従うということの一択になっている。
ましてマスコミが「社会の支配層」の手先どころか、彼らの一部となって、国民の洗脳装置でしかなくなっているのですから。
従って世の中変わりそうにない。
息子がもう数年するかしないかのうちに、どこか海外に出て働き、暮らしそうなのが唯一の救いです。
それでも、死ぬ直前まで勉強していた祖父を見習って、自分の精神を向上させることは辞めたくないですけれど。
「精神」などというものに興味がなくて「自分が死んだら世界が終わるのと同じ」という私の父みたいな考えかたの人は…
後のことや、その時代を生きる後輩たちのことなど考えず、ひたすら享楽的に「今」だけを生きるのもいいと思います。
追記:こんな風に書いてますけど、この国の経済的な破綻は一番ソフトランディングなパターンだと正直思ってます。
支配的な層、特権階級の人々は、そんなことになったらさすがに大衆から「どう責任取るんだ」と矛先を向けられるでしょうから…
そうなる前に「戦争」という最悪の道に無理やり突っ込んで「戦争だったんだから仕方ない」と…
前の戦争のときと同じく、庶民がまるで天災があったかのように、諦めてくれる方を選びそうですから。
黄色い人同士がやり合って力を失ってくれるのは、アメリカの支配層の白い人たちには願ってもないことですし。
そしてよりひどい破滅を味わうのは、悪い意味でも現実的で計算高い、大陸の黄色人種ではなく…
ニコニコしてれば難は去るとか、口にしなければ悪いことは起きないとか、考えなければ平気とか、元気を出せば大丈夫とか…
果ては日本は神の国だから不敗だとか、そういう精神論を超えた、はっきり言えばオカルトにすぐにすがろうとする…
悪い意味で(英語の本来の意味で)「ナイーブな」日本人の方であるのはどう考えても明らかです。
それが、単なる経済破綻よりずっと過酷な「その後」をもたらすことは言うまでもありません。
そんなハードランディングでなく、単なるアルゼンチンパターンみたいな、経済だけの破綻になるようにする方法が…
それこそ「祈る」以外に考え付かない、悪い意味でナイーブな私なのです。
最後にひとこと。
「おいしいものは後にとっておいて最後に食べる」なんて駄目ですよ。
食べられる「今この瞬間」に食べてしまったほうがいいです。