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スピリチュアルなお話~★~釈迦が現われ助けてくっれた。

2012-04-27 18:44:40 | 釈迦との会話・教え

 スピリチュアルなお話~★~★~釈迦に助けてもらった・その1

■ あんなに怖いもの見たの初めてだった・・・ただただ、怖かった!!

生きていれば難儀や苦労は付きもので、目指すものが有れば、なおさらの事である。進む道の前には大きな壁が幾つも立ちはだかる。今まではその度に頑張って、ナニクソ!で乗り越えて来た。

それがどうもここの所おかしい?。何時も通りの要領で頑張り乗り越え様とする。相当の努力で何とか乗り越えてみたもののどうも壁の性質が違う様に思える。何かがおかしい?壁と言うより災難と言った方が良いかもしれない。

度重なる災難が起きる。こんな悪い事がどうして次々に起きるのか?運に見放されたのか。まるで得体の知れない何者かが意図的に災難を起こし、その度、得体のしれない何者かが、すーと救いの手を差し伸べる・・。その得体の知れない両者は相反する者の様に思える。何か末恐ろしい怖いものを感じて仕方が無い・・。なんだろうか?気にせず頑張るしかない。

とうとう、どうにも成らない大きな災難(悪しき事)がやって来た。人(会社)に救いの手を差し伸べた挙げ句に裏切られてしまった。その後、その関係者で被害に合った人に手を差し伸べ、さらに裏切られた。踏んだり蹴ったりとは正しくこの事だ。途方に暮れた。

自分の、愚かさ、甘さ、お人よし、身の程知らず・・・。自分を責め続けた。自分は、何時も誰かの為に出来る事はしよう・・・そう思い行動して来た。考えて見れば、自分の事を何時も後回しにして来た様に思う。

そんなある日の事、声が聞こえた。「人の為に幾ら尽くしても、感謝される所か利用されて裏切られる・・。それでも、お前は人間を信じるのか?。恨まないのか?。人間に見切りを付けよ。身を任せれば、難なく楽に大金持ちにさせてやる。」

一瞬にして入ってきた声・・・。妄想でも自分の心の声でも無い。何が何だか解らないけれど、恐ろしい者で有る事を感じた。身など任したら大変な事に成りそうだと思った。

思わず私は「人間に見切りを付けたり恨んだりはしない。今まで助けてもらった多くの人達が居たから、ここまで生きてこれた。出来る事は今まで通りする。決して人を見限ったりはしない。今までの自分の人生を否定する事は出来ない。ただ、助ける相手を間違えた自分が未熟だったんだ。殺されても変えるものか・・・。さっさと出て行け!!。」そう叫んでいた。

そうは言ったものの途方に暮れ、身も体も動かない。どうして良いのかも解らない。家の中は何とかこじんまりと掃除をしていたが、気が付けば裏庭は草に覆われてしまっていた。

ある日の事、声が聞こえ、「裏庭の草をあの檜の元まで、1メート幅で良いから草を刈り進みなさい・・。」と言われた。訳が解らないまま、カマを手にし草を刈り始めた。結構な距離を刈り進めた途中、釈迦が現われた。

訳が解らないけれど、懐かしく愛しくやっと再会が出来た喜びに涙が止まらなかった。共に喜んだ。

草を刈る様に言ったのは、釈迦である。再び、私は草を刈り始めた。

やっと檜の木の下辺りまで辿りついた。やれやれやっと思い、目の視線を檜の元に置いた。

その時、木の元に、この世では見た事も無い恐ろしいものを見てしまった。

真っ黒い渦を巻いた胴体!鋭い真っ赤な目!見たことも無い恐ろしいものが、檜の元に渦を巻いて居座り、こちらを睨み付けている。あまりの恐ろしさに、体も時間も止まり動かない。わ~~わ~~声にならない叫び声を上げ、その場から私は逃げ出した。

丁度、その時、友達がやって来た。只ならぬ様子に「どうしたん?」どんな時でも彼女は、おっとりとしている。

その時、その恐ろしい者が私の体に入り込み、「よくも見付けたな・・。ただではおかん・・。」と叫んだ。

彼女は、もの静かに私の背中をさすり呪文を唱えた・・。すると、す~と恐ろしい者は私の体から消え去った。釈迦が彼女を使い呪文を唱え恐ろしい者を追い出した。

その後、釈迦は、私を使い、檜の元に居た恐ろしい者を退治した。

あの恐ろしい者の正体は、悪魔・おろち・魔界の者・魔神・・言い方は色々と有るが、悪しき者である事を釈迦から教えてもらった。どうしてあんな恐ろしい悪魔(おろち)が居たかの訳を後に知る事と成った。

異様な事が続いたのも、すーと救いの手が入ったのも、得体の知れない相反する正体のなぞが解けた。神仏の救いと魔神(おろち)の仕業だった。

少々の力では無理で、釈迦の力が無ければ、私は救われ無かった事を確信している。 つづく。

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