スピリチュアル~★~確実に幸せに成る為の学び・・自分の中に沈む・・それ・・に勝つ(その3)・・・ブッダの言葉より・・
◎「ポジティプ」な心を武器にして、自分の中に沈む「ネガティブ」な心に勝つ・・。その2
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懸命に相当に働き続け時期があった・・。364日・・早朝から晩まで働き続けた・・。身を酷使し得たものは・・・?。
そうする事で今の現状を少しでも良くしようと思った・・思考する事から神事から逃げようともしてみた・・。何か悟れる事が有るかも・・とも思ったりもした。働き尽くし、無(空)に成ろうとしたのかも知れない・・。が、もはや思考は支離滅裂となってしまっていた。
そんな中でも、一日の一時をボーっと言う感じの瞑想らしきものを気が付けばしていた。そして、そんな時は、何時も天に問いかけてみた。
問うても問うても教えてくれない・・。関係の無い他人の危機や災いなどは知らされる・・。当分経ってから・・「チョト遅すぎる・・今さら・・」ともその時は思ったが、それは、分り易く、神話らしいもので聞かされた。
その神話らしき話を、掻い摘んでお話をしよう。
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題名は・・・「つるりん葉(パ)!」と言う。
夏の暑い早朝から、蟻の軍団(行列)が、今日も一路・・食物を確保に歩いて行く。すると、何処からか今までに無い美味しそうな匂いが漂ってきた。今日は、その美味しそうな匂いの正体の食べ物を確保する事とし、その高い高い草木に登る事とした。
リーダーを先頭に、次から次へと蟻達は登って行く・・。最後に、まだ未熟な青年蟻・・も登って行った・・。
高い高い一本筋の茎はどこまでも続いていた。この美味しい匂いの正体は、「つるりん葉・・の実」である。このつるりん葉の実は・・通常の果物の様な生り方をしてい無い。葉っぱの先にくっ付いている。それは、まるで雨上がりの水の雫が葉っぱの先に垂れ下がっている様子にそっくりだった・・。
蟻達は、高い高い茎をよじ登りやっと葉っぱの部分に辿り着き、実が見える位置だ。そして、蟻達は、つるりん葉に手足を乗っけた・・・その瞬間に、つるりん・・パ!と次から次へと蟻達は落ちてしまった・・。
このつるりん葉は、よく滑りその葉の上に乗っかったものは落っこちてしまう・・。次から次へと蟻達は落ちて行く・・。そしてとうとう残ったのは、青年蟻1匹と成ってしまった。
青年蟻は、必死でしがみ付きならが、次から次へと他の蟻達が落ちて行く様を見ていた・・。落ちて行く蟻達の叫びは暗い闇の中に消えて行く・・。落こちても何の音もしない・・静かだった。青年蟻は思った・・。「これは相当に高い位置に自分は居て、落ちれば死んでしまうだろう・・。」と・・次から次えと悪しき思考・・ネガティブが襲い掛かってきた。
青年蟻は、必死でしがみ付きながら、神に祈った・・。「どうか神様・・助けて下さい・。私は、真面目に懸命に働いてきたのです・・ですから、どうか私を助けて下さい・・」と必死に祈った・・。しかし、神は現れず、もはや限界の極致と成った・・。
青年蟻は、思った・・。「何で自分はこんな目に合わなくてはならないんだ・・」と。
丁度、そこへ、そよ風がやって来た・・次から次へと風を運び、つるりん葉を揺らす・・。青年蟻は、そよ風に向って「この葉を揺らすのは止めてくれないか・・。見て分るだろう。。私は、今、正に奈落の底に落ち掛けているのだ。チョットでもお前が揺らすと私は落ちて死んでしまう・・」するとそよ風は「それじゃ・・落ちれば良いじゃないか・・」とにこやかに言って立ち去った。
青年蟻は思った・・。神も仏も居ない・・と。
この話の続きは、無い。後は、自分で考えよ・・と言う事である。しかし、どう言った意味かが分らなかった。後に成ってその意味とこの話の結末が分る事と成った。
その後も、私は限界を感じながらも働き続けた・・。それは、まるで,いじめられても尚も死ぬまで学校に通い続ける・・子供の様だった。思考する事など出来なくなってしまっていた。タダタダ、働く事が唯一の希望に繋がる・・救いになる・・或いは、義務であり責任で有り・・楽をする事は許されないと思い込んでいた。
そんな或る日の事、それは岩盤浴で寝そべり瞑想に近い状態に有った時だった。
「もう、手を離しなさい・・。」と。「まるで、荒波に必死に逆らって泳いで居る様なものです。泳ぐのを止めても良いんですよ・。荒波に向って必死に泳いでも意味は有りません。身を海の底に沈めるとよいでしょう・・・。海の底は静かです・・。時が経てば、やがて自ずから泳ぎ浮かび上がり、身を波に任せると、今度は、軽く泳ぐだけで、波に大きく乗っかり進む事も可能に成ります・・。覚悟を決める事です」と・・。優しく申された。
相当に、気が楽に成った・・。でも、死ぬかもしれないとも思った。
私は、神仏がそうおっしゃってくれたから・・救われた。しかし、地獄の場へ毎日、通う子供は誰が言ってくれるのでしょうか・・。それは、はき捨てる様に言うものでは無く、優しい救いの言葉と成らなければならない。
では、つるりん葉!の結末の、話をしよう。後に、分った事である。
無論、青年蟻は、おっこちる結果と成った。でも、死ななかった。
先に落ちて行った多くの蟻達は、さっさと次の食物確保に行き、その場には誰も居なかった・・。他の蟻達は、落っこちたのは、さほどに苦には成って無かった。今までに多くの経験・・・落ちる経験をしていたから、この程度高さで落っこちても大した事は無い・・怪我もしない・・。自分達、蟻が身が軽い事を知っていたのである。故に、落ちた音もしなかった・・。
青年蟻は、経験が無かった・・。落っこちる事を考えた事も無かった。おっこちる事を悪い事と思っていた・・。ネガティブが四面楚歌を呼び、落っこちる自分の心魂を重いものにしてしまっていた。
あの時、やって来たその風・・「落ちれば良い・・」とにこやかに言ったそよ風こそが、神であった・・。
ポジティブは、おっこちてから、多くを失った後に、無(空)に成ってこそ、持てる思考である。ポジティブな思考は、多くのよき事を引き寄せる・・。それは、波に乗っかりスイスイトと気が付けば、軽やかな心で泳ぐ様である。
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