スピリチュアル・確実に幸せに成る為の学び~☆~物欲(金銭欲)・・その空しさ・・例3
◎ 絆・・・自分と繋がている絆・・・を図形にして考えてみると、果たしてその絆は、どれだけの繋がりが有るのだろうか?
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それぞれ人によって年齢によって立場によって違うだろうけれど、爺婆・両親・兄弟・子供などの家族、そして学校・職場・近所・町内などなど、そして特別な繋がりの異性や友達を全て上げて、自分を中心に書いてみる。
うざい煩わしい・・だから付き合わない・・差し支えの無い所から切ってしまうと、近所・町内・・と言った事に成るのだろうか。
例え、運命で血の繋がりで存在する家族でも、社会で関わってしまう絆も、向き合わなければ、ただのすれ違い人に他ならない。
絆・・・とは、字を見れば、糸と糸を半分づつ寄り合わせて繋ぐ(結ぶ)・・と言う事になるだろう。その糸とは、愛であり思いやりの事で有り、一方的には結べない。双方が持ち合わせ、互いが向き合って初めて結ぶ事が出来る。
自分は、その糸を持たずして相手に求めるばかりでは、絆を結ぶ事など出来ない。
うざい・・めんどくさい・・しんどい・・楽がしたい・当然だ・・そんな思いで在るならば、自分は絆の糸を持って居ない事に成る・・相手に求めるばかりでは、絆の糸は結べない・・。絆の糸は半分半分つづ持っているから結べる。そして幸せに成れる。求めるばかりでは、ただの我侭と言えよう。相手を不幸にしてしまう。
反対に、自分が絆の糸を持っていても、相手が持って居なければ、どんなに努力をしても結ぶ事は出来ない・・。やがて疲れてしまう・・空しさのみが残ってしまう。離れてしまう・・。例え、直ぐ側に居ても、遠い距離のすれ違い人と成ってしまう。
自分を中心に、関わりの在る人達を線で結び、絆が有るか・・・どうか?無かったらその線に斜線を加えてみよう・・。さー、どれだけの絆の線が残るだろうか?
■ 同じ屋根の下で絆を持たない家族・・その例
夫は、10年以上も前に病で倒れ、それ以来、無職である。母親は、夫に代わり3人の息子達を無事育て上げ、上、二人の息子達は家庭を既に持っている。長男は同じ敷地内に家を建て3人の孫にも恵まれ、夫(お爺さん)が良く子守をしていた。そんな家族の様子は、賑やかで幸せそうに誰からも見える。
所が、最近知った事が有る。
母親が、急に離婚をしたい・・と言い出した。長年働いていた仕事を、体調不良で辞め、最近は、パートで働いていたらしい。年齢はそろそろ60才くらいになるだろうか?。
長男の家は、母親がローンを払い水道光熱費も払っていたとの事。無職の夫は、後遺症は有るものの、家事や洗濯くらいは出来る状態だが、ほとんどしない。母親は、1人で多くを背負って働き生きてきた。しかし、背負い切れなく成ってしまった。疲れ切ってしまったのだろう。
仕事もパートに変わり、収入も激減したらしく、家のローンは終わってはいたものの、長男家族の光熱費の支払いも覚束無く成ってしまった。
離婚が調停に持ち込まれた頃に、母親が倒れた。以前から、脳腫瘍が有ったらしい。以前に入院をした事が有ったけれど、様子を見ながらずっと働いていた。
1人で何もかも抱え頑張ってここまで来たけれど、母親がそんな事態に成っても長男夫婦は助けようとはしないらしい。やっと、自分達の水道光熱費は支払う事に成ったらしいが・・。夫は、そんな母親の悪口を言っている。相変わらず競輪にも行っている。
敷地内に有る2つの家は、渡り廊下で繋がっているが、嫁がその間の扉に行き来が出来ない様に鍵を掛けているとの事。たまに、お米が足りなく成ると子供(孫)を使いによこす。
親にしてもらう事はしてもらっても、母親が困った時に手を差し伸べる事はしない。次男もである。
せめてもの救いは、三男が病院の送り迎えをしてくれる事らしい。
人は差さえあって生きるもの。家族で有ればなお更の事である。
今の世では、親は使い捨てのボロ雑巾なのだろうか?