アンを探して Looking for Anne

「赤毛のアン」の島、プリンスエドワード島でオールロケ!第5回AFFF(シンガポール)で最優秀監督賞、グランプリを受賞!

くんくんと...その五 出会わない系の出会い

2009年04月14日 | 映画製作日記
沖縄・京都・東京ロケのあった"リバイバル・ブルース"で師匠のクロード・ガニオンと出会い、以後、滋賀県・信楽で撮影された"KAMATAKI-窯焚-"の準備・撮影などで日本とカナダをいったりきたりしていたので、沖縄の家族への近況報告もかねて、以前からblogをしていた。

日々のこと、観た映画のこと、仕事のこと、ふと脳裏をよぎったことなど、とりとめのないことを綴っていたのだが、Blogとは面白いもので、書くときは「ひとり」なので、普段人には話さないような結構ディープな心境だったりを、夜中、パソコンの前では、かき綴ることになる。

もちろん、Blogも実名でやってるし、現実の友だちもみてるので、「そんなこと思ってるんだ~、と思われるかな!?」とか考え過ぎて消しちゃったり、違う捉えられ方をして失敗することも多々あるのだが、それでもBlogを書いたり、読んだりする時間というのは、私にとっては少し特別な気がしていた。

というのも、ネットを始めてから、多分普段の生活では年代も違うし、生まれも育ちも違うし、絶対出会って友達には、なれない人と、ネット上で、出会ってきた。

日記を読んで、「あ!!その微妙な気持ち、わかる人がいた!!」と、嬉しくなったり「なんでこの心情を言葉にできるんだろう...」と感心したり。

傍目にみるとかなり寂しい人(?)のようだが(苦笑、むしろ「わかり会える人が、他にもいる!!」という安心感はそれだけで宝物のようなものだ。

もちろん、現実の友達や家族と、わかりあえてないわけではないが、でも、普通に生活をしていたら、絶対「出会わない」であろう人同士の心をつなげてしまうネットは、魔法のようだと思ってしまう。

そんな思いが普段からあり、映画の中にも、ネット友という言葉が少し出てくる。とはいっても、『アンを探して』は、『電車男』とかみたくネット世界が中心の物語りではないけれど、私なりの、ネット友達へのオマージュでもある。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (okimuff)
2009-04-16 22:58:22
実生活では出会えないかたとご縁が出来たり、私も楽しい思いをしました。今後もよろしく
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よろしくデス (たかこ)
2009-04-17 07:45:11
Okimuffさん

ほんと楽しいですね。色々お忙しいとは思いますが、またblogを始めたらお知らせ下さいね~。
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