あれから55年・・アンヌのひとりごと

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ひとり鍋・・

2008年02月10日 23時53分17秒 | 地谷子のひとりごと
東京も平年になく雪に見舞われています。
何と言っても献立は「鍋」しか思いつかない、
昨日も鍋、きょうも鍋、きっと明日も、手を替え品を替え、年がら年中鍋だ。
でも鍋はイイよね、
栄養は満点だし手間がなく、大人数でも独りでも、
また中身が豪勢でもつましくても、それなりに温ったか感はあるよね。

私ゃ今夜も独り鍋だったよ。
昨夜から煮込んでたおでんに、何回火を通した事か、
煮詰まる度に自分のコップ酒を足してやる。
二日目のおでんは味が沁みて、大根やこんにゃくなんざ最高だよ。

通常、板こんにゃくを三角に切ったものなのに、今回玉こんにゃくだったの。
それを口に含んだ時、何というか変な郷愁や快感があったのよ。
私って変かな~?もしや未だ乳離れできてないおばさんなのか?
幼少の頃、最愛の母の乳首を口で転がしていて、
愛しさのあまり噛んでしまいたくなる、そんな経験ありませんか?

噛んじゃダメ!痛いからダメ!って叱った母の記憶、
玉こんの食感、あの頃の不満が一気に解消された気分、
噛んではいけないものを思う存分噛めたという快感があったよ。
ウフフ私って変なおばさんだね。

今となっちゃ、ほとんど会話も無い親子なのに、
あの頃の満たされなかった気持ちだけは残ってたんだね。
ひとり鍋もしみじみしてて、これまたオツだね。