たまに「プロ用のブラシが欲しいわ!」とお願いされる事があります。
ブラシに限らず、、ストレートアイロン、カールアイロン・・・ハサミ類なども頼まれることがあります。
(もちろん、、日にちをいただければ取り寄せることは可能です。)
違い??・・・ですか? やはりありますね。
一日何人ものお客様を相手にしますので、、使用頻度が高いわけです。
ですから、、まず丈夫(^^
なかでもハサミに関しては、市販のものとは天と地の差があるでしょうね。
特に日本の職人さんが造る「ハサミ」は世界中で人気です。
おそらく、、日本刀からの技術が生かされているのでしょうね。
海外に研修に行った事のある美容師さんなら解ると思いますが、、良く盗まれます。。ホンと・・(^^;;
まぁ、、高価という事もあるのでしょうが、日本のハサミに憧れている海外の美容さんが多いという事なのでしょうね。
ただ盗むのは犯罪、、完全なルール違反ですけどね。
ザクッと・・・ハサミに関して書いときましょうか、、、。
第一に「素材」
ステンレス・・これは錆びないし、柔らかいので加工がしやすい利点がありますが、、切れ味が長続きしません。。
鋼(ハガネ)・・切れ味は良いです・・・が錆びやすいのが欠点なので日々の手入れが大切です。。
セラミック・・硬い刃先が特徴で切れ味が長持ちしますが・・研げません(T_T)
コバルト合金・・錆びないですし、切れ味も変わりにくいですが、折れやすいという欠点を持ち合わせています。
これらの素材単体でハサミを造ることは現在ありません。
複数の素材を混合することで、、素材の短所を押さえて長所を引き出す手法がとられてます。(子育てと一緒でしょうか・・・?)
他にも、、モリブリデン鋼・パナジュウム鋼などが補助剤として使われています。
で、、注目は、、スーパーアロイ鋼。
バイオ技術を駆使した新しい素材です。
私的に気になってます。
んでも・・高そ(汗
刃型も「一段刃」「はまぐり刃」「はまぐり一段刃」と三種類に分かれていて、切った毛の断面が「内に来るか」「外に来るか」で
「正刃」「逆刃」の違いもあります。
握りの部分も「オフセット型コブ無し・コブ有り」「オフセットヘネシー型(コブ有り・コブ無し」「めがね型コブ無し・コブ有り」などがあり、
長さも4.5インチ(1インチ=2.54cm)から8インチ位までのものがあります。
このように数多くの組み合わせで一つのハサミが完成してますので、アネックスのスタッフも「ハサミ」を選ぶ時は、、真剣です。
そりゃもう昼食を何にするか以上に悩みます(大汗
おっと!! もっとも大事な値段もありますから・・・大変です・・・笑
だいたい。。どうでしょ?
5万~10万位、、、のものを選ぶのかな・・?
もちろん円ですよ。。ウォンでもバーツでもありません(笑
どうですか・・市販の「チョキチョキセット」とは違うって事、、
お判り頂けたでしょうか??