【動画紹介】♬5月7日生まれの作曲家♬

☆本記事は、Youtubeチャンネル『本の林 honnohayashi』に投稿された動画を紹介するものです。
　ご興味を持たれた方は是非、動画の方もチェックしてみて下さいね！

　1833年5月7日に生まれたのはヨハネス・ブラームス（1833-1897）です。
　劇場のコントラバス奏者だった父から音楽の手ほどきを受け、10歳の時には室内楽の公開演奏会でピアノを担当しました。

　その後、作曲を学びバッハやベートーヴェンのドイツ古典音楽精神をしっかりと引継ぎます。
　生地のハンブルクをはじめ、ライプツィヒやウィーン、ハンガリーなど各地で演奏会を開き、多くの作品を発表し作曲家としての地位を確立しました。

《ハンガリー舞曲》はブラームスの作曲活動の中でも、比較的初期に書かれたピアノ連弾曲です。
　全21曲４集から成り、そのうち何曲かはピアノ独奏やオーケストラ用に編曲され、沢山の人々に親しまれています。

　北ドイツ出身のブラームスは、やや保守的な性格で伝統的作風の人たちからの影響もあり、その作風は重厚で暗い印象を抱きます。
　ロマン主義にはあまり共感せず、ヴァーグナーに見られるような新ドイツ派にも否定的だったようです。

　また、少年時代から民謡を好み、気に入った民謡を編曲したり、自分の作品の主題に用いたりしていました。
　民謡への興味は生涯薄れることがなく、伝統的なもの、古典的なものから新しい表現を見出すことはブラームスの創作における重要な指針の一つだったと言えます。


♬5月7日生まれの作曲家♬



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