ここ何年か、あちこちに『アウトレット・モール』とか、『アウトレット・ショップ』と言う物がたくさんできているけれど、要は、売れ残り品やちょっとした規格外品をうるって事ですよね。
ただ、野菜って、わざわざ遠くのお店までは買いに行かないで、近所で買う事が多いんだけど、普通にスーパーや八百屋さんに行くと、それなりの規格品しか手に入らないんですよね。
でね、先日、近所の農産物直売所に行ったら、新じゃがの普通だったら絶対と言っていいほど店頭に並ばない、とっても小粒の物を見つけました。
普通、小粒の新じゃがって言うと、いくら小さくても、ピンポン玉か、せいぜいその1周りか2回り小さい位ですよね。
ところがそれは、ウズラの卵より小さい位でした。
普通だったら出荷することもないし、農家が自家用に使うか、場合によっては廃棄されているような物ですが、さっそく買って来て、新じゃがの季節によく作る、新じゃが団子(?)にしました。
これは、丸のまま煮て、竹串に刺したらお団子みたいに見えるから、こういう名前を付けたんです。
フライパンに油をちょっと入れて、洗った新じゃがを入れ、軽く炒めて、素精糖・丸大豆醤油・酒でコトコト煮込み、煮汁がトロットするまで煮詰めたら、最後にバターを一かけ溶かして出来上がり。
これを竹串に刺したらお団子みたいになって、小さい子も楽しく食べられるんです。
いつもならピンポン玉よりいくらか小さい物ですが、今回はもっと小さい物だったんで、どうかなあって思いましたが、皮付きだったこともあってか、煮崩れることもなく、美味しくできました。
ま、我が家はみんな大人になってるんで、竹串には刺しませんでしたけどね。
こういう規格外品、安いし、美味しいし、楽しいし・・・・
いっぱい出回るといいなあ。