以前、方言が共通語化したということを書いたように思いますが、やっぱり違和感は残っています。
ら抜き言葉・鼻濁音の消滅・アクセントの変化・・・・・
これが、まだ地方出身の方なら、また、個人的な立場なら許せるのですが、テレビに出ている方、特にアナウンサーがそうであるのはどうも許せないのです。
もっとも地方色を出すような番組や、出身地を売りにするキャラクターなら別ですよ。
それと、ネット上では、ちょっとした書き方が気になるのです。
『じ』と『ぢ』・『ず』と『づ』の使い分け、伸ばす音の時の『う』と『お』・『い』と『え』の使い分けなどです。
小学生の時に基本的なことは習ったはずですが、忘れているのか、知らないのか、それとも意図的にわざとやっているのか、結構間違った使い方をしているのを見かけるのです。
ま、私自身、間違っている事もあると思うので、そう偉そうなことは言えませんが、でも、やっぱり注意したいと思うのです。
今では共通語だと思われている言葉に、『ど真ん中』というのがありますが、これ、本来は関西圏の言葉で、『まん真ん中』というのが共通語だと教えてもらったことがあります。
実際、記憶の中でも、子供の頃は、『ど真ん中』ということはなかったのですが、いつのころからか、違和感なく聞いている言葉です。
時代考証家もいろいろと大変ですね。
前回の東京オリンピックの頃までは東京で使われていない言葉が今では普通に使われているんですもんね。
