まだまだこれからです

海外では写真のようなＷｉｉリモコンのライトセーバーを開発中とか？
ビームは出ないにしてもＷｉｉリモコン動かすたびにライトセーバーの
「ヴーン、ヴーン」
って音が出ればかなり気分が出ます。そんなタイトルも将来出るのかも知れませんね。

「なぜBDが勝ったと言えるのか、個人的には不思議に思っている」「4月の米国HDプレーヤーシェアは66％。5月は70％を超え、圧勝だ」──と東芝の藤井上席常務は気勢を上げましたが、彼がＳＣＥの社長だったらきっと、
「なぜＷｉｉが勝ったといえるのか、個人的には不思議に思っている」
って答えたことでしょう。
まあそんなことを言いたくなるほどＰＳ３の販売状況は思わしくないようです。

産経新聞のソニー中鉢社長インタビューではＰＳ３事業について
「死に物狂いでやる。グループで総力をあげ、本体（ソニー）とＳＣＥで共同作業を深める」
と語っています。
頑張ってるんだねぇ・・・と思いつつ消費意欲が湧くかといえばそこにたどり着かないのはかなり悲しいですね。

最近話題のアップルのｉＰｈｏｎｅですが上部が使っているとかなり熱くなるようで、この仕様のままでは、
「日本では受け入れられない」
そうです。それほどシビアな日本の市場であの消費電力のゲーム機はやっぱり尻込みしてしまいます。

スパコンをも凌駕する優れたＣＰＵ、Ｃｅｌｌですが今時のトレンドでない（つまり省電力でない）方向のＣＰＵはどうしても落としどころが見つかりません。ＩＢＭと東芝と組んでやったのがまずかったんでしょうか？東芝は良しとしてもアップルさえ逃げ出したパワー系を得意とするＩＢＭと組んだところが問題なのかと今更ながら思ったりします。
でもＷｉｉのＣＰＵもＩＢＭ系でなかったっけ？でも省電力。

いっそＣｅｌｌを捨てちまうのが一番いいんだけど、そうなると代替ＣＰＵ考えないといけないし、それでなくても開発費のかかるＰＳ３の環境なのでまた一からってことになればソフトベンダーが逃げ出す可能性が非常に高くなるのでこの選択肢もないわけで。
結局ブラッシュアップしてＣｅｌｌの省電力版を出すしかないんだろうなってところが落としどころなんだろうけど、その時点のＰＳ３のポジションは間違いなく負けちゃってるわけで、この５年間耐えに耐えＰＳ４を出すしかないのかも知れない。（あと４年だ。たったの）
ソニーほどの会社なので同じ失敗はしないので次は大丈夫だと思う。ウォークマンだって失敗してｉＰｏｄに負けた次のシリーズは少しいいもの作ったし（市場に受け入れられたかどうかは別だけど）

しかしソニーが大株主のスク・エニでさえ、
Ｗｉｉに移行しつつあるパブリッシャーって記事の中で下記のように述べている
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20351866,00.htm

－ここから
このレポートでは、もう1つの日本のソフトウェア大手であるスクウェア・エニックスは、PLAYSTATION 3の設置台数が次世代ゲームの開発費用に見合うだけの規模になるまで、新規タイトルの開発を行わない計画だと述べている。ただしVariety Asiaは、「ファイナルファンタジーXIII」や「ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII」を含む既に進んでいるいくつかのPS3開発プロジェクトについては触れていない。スクウェア・エニックスの代表取締役社長である和田洋一氏は最近、Financial Timesの記事で、Xbox 360とPS3は機能が過剰でありプレーヤーのニーズと「ミスマッチを起こしている」と発言している。
ここまで－

いやぁ厳しいですな。
株主総会で「勝ち組に入る兆しはあるが、慢心はしない」と非常に謙虚な心がけで頑張っているので暖かく見守りましょう。

ＰＳ３を抱いて寝れば暖かく見守れますし（でも低温火傷に注意です）、コタツの真ん中につるせば総合家電としても使えます。コントローラーもオーストラリア辺りの原住民の手に渡れば狩りの道具として重宝されるだろうしＣＤ、ＤＶＤは言うに及ばず最新鋭のＢＤまで一枚収納できるスペースを本体に内蔵していますからそれなりの使い道はあるわけです。
まだまだこれからです。