エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















なページ

携帯レビュー W43H(カメラ機能編)

2006年10月02日 12時01分21秒 | レビューの30
ささっとカメラ機能をチェック。

カメラ機能はかなり充実していて202万画素で最大1600×1200ドット(72dpi×72dpi)が撮れる。

幸い手元に200万画素のクールピクス775があるのでこれで比較してみた。
クールピクスの縦横の解像度は各300dpiあってかなりきめ細かいということは頭に入れておいて欲しい。(最近の1000万画素機種もコンパクト機種の殆どは縦横解像度が100dpiしかないのでクールピクスシリーズはかなり異例の機種。)

撮影環境は、自然光下の部屋の中、フラッシュなし。どちらも完全オートの状態で撮影。
一枚目はクールピクス775。2枚目はW43H。

パッと見るとどうだろう?フォーカスが立っている分、シャープに見えるW43Hの映像は見栄えがする。

このカメラのオートフォーカスはピンと合わせが遅いのでシーンによっては役立たないかもしれないけど(ヨン様の追っかけとか動く被写体には向かないかな?)ジッとしてとる分には悪くない。
一度フォーカスを合わすと合わしなおしができず、シャッターが切られる。
取り直しすればいいだけかもしれないがいちいち保存の有無を問うてくるのでどうなんだろうな?使い勝手は良くないと単純に思う。
連続撮影が出来るのでモードを変えればいいのかも知れないがまだ試していない。

画質は一瞬、使い物になるかなと感じた。少なくとも光量の豊富な環境であればそれなりの絵が撮れるだろうし、この写真のような通常のシーンでもそれなりに見せてくれるので携帯の液晶で見る分には実用十分だと思う。

しかしこれをプリントとなると話は少し違ってくる。

Photo Shop7で自動レベル補正をかけたのが下の写真。

同じく一枚目がクールピクスで2枚目がW43H。一目瞭然で暗部に隠れていた情報が現れると使途に限界があることを露呈する。
クールピクスの色調があまり変化しない上に暗部のノイズもそれほど無いのに対しW43Hでは色調がブルーに振れ、暗部のノイズも浮き上がってきた。CCDに入光量が携帯のレンズは圧倒的に小さく、外周にかけて光量の減衰がハッキリ見て取れる。

まとめ

デジタルカメラと比べること自体あまり意味が無いのかも知れないが東芝の機種などは320万画素なんてのも出ているわけで。ライカやカールツァイスを載せろとは言わないが画素数を売り物にするよりはもう少しチューニングをして欲しいと思う。前のレビューにも書いたけどカメラの位置が携帯を操作するときに必ずレンズを押さえてしまうのでクロスは必需品になる。この機種に限らずこのあたりは他の機種でもいえること。改善を望みたい。(でも240×400の液晶積んでるから液晶側にカメラは無理だと分かるんだけどね)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。