風力発電施設の周辺に住む住民から、施設から出る音についての苦情が寄せられていることから、環境省が施設のある都道府県や事業者を調査したところ、静岡県や愛媛県など11の県の25か所の施設で苦情が続いていたことがわかり、環境省は、今後詳しい実態調査を行うことになりました。
風力発電をめぐっては、愛知県田原市や静岡県東伊豆町などで、周辺に住む住民から頭痛や不眠など体調不良を訴える声が相次ぎ、回転する風車から出る騒音や、通常の音より聞き取りにくい「低周波音」の影響ではないかという指摘が出ています。このため環境省は、全国389か所の風力発電の施設について、施設のある都道府県や事業者を対象にアンケート調査を行いました。その結果、施設を稼働してから一度でも苦情があったのは64か所で、このうち、ことし4月1日現在で苦情が続いていたのは、静岡県で5か所、愛知県と鳥取県、山口県、愛媛県で3か所などあわせて11の県の25か所に上ることがわかりました。苦情のほとんどは、施設からの距離が1キロ未満に住む住民から寄せられているということです。このため環境省は、今後、事業者などの協力が得られる施設の周辺で、どのような音が出ているかや、住民に健康被害があるのかなど実態調査を行うことにしています。
何を思ってか風車問題の当初の頃は全く報道しなかったNHKが、このところ新聞や民放は一切しないエコキュートや風車に関した低周波音に関した報道をする。
単純に下世話に言う広告主関係の電力業界や家電業界から圧力をかけにくいなどということではなかろうが、その気になればNHKの報道でも圧力はかけることはできるはず。ヒョッとすると風車業界からの献金バクバクの大物政治家がいないのだろうか。続く