＜公取委＞オール電化で「１０万円もおトク！」は「誇大広告」と九州電力に排除命令

今日の夕刊を見てビックリ。エコキュートの落とし穴が思わぬところから発覚した。
当サイトとしてはこれまで主にエコキュートの低周波音被害について述べてきたが、
そのついでにエコキュートは実は経済的にも全然にエコでないかも述べている。

こういった事実を公取委が「誇大広告」として排除命令を九州電力に出した。

"国策製品"に公取委が良くも言ったモノだと思うが、現実として言わざるを得ないほどの”被害届”が出ていたのであろう。

事実、少し前では一週間に2，3回、最近でも月に2度くらいは「光ケーブルにしませんか」と「エコキュートにしませんか」と言う勧誘の電話がある。
早い話が「引っ掛かった」人が多かったのであろう。
真っ当な商売だから「振り込め詐欺」とは違うが、
消費者の気分としては同じ様なところがある。
これを機に新規のエコキュート被害も少しは減るのではなかろうか。

この裏にはガス会社の画策が有るであろうと勘ぐってしまうのは
CFCと言う正体のよく解らないがガス会社関係の様なサイトを見つけたからである。
http://www.ene-web.com/denka/
いずれにしてもライフラインをガスだけ、電気だけにしてしまうのは
バナナ・ダイエットと同じように単一にしてしまうのと同じでいずれ問題が有ると言うことだ。

マスコミが自社の宣伝枠に大きく影響するであろう口をつぐんでいることを公取委が言ったわけだ。
実際にこの記事は直ぐに消えてしまうのでは無かろうか。

このマスコミが口を頑なにつぐんでいる事例は低周波音全般についても同じであるが、風車騒音問題にも見られる。

読売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000048-yom-soci
毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000012-mai-soci

九州電力は以下のように述べている。
http://www.kyuden.co.jp/press_081015-1.html