これまでNHKは、ストレスから来る睡眠不足が、人間の健康、ひいては、命に、如何にヤバイモノであるか時々放送している。
NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス」=(ストレスの蓄積)
第1回で注目するのは、私たちの命を奪いかねない、いわば「キラーストレス」とでも呼ぶべきストレスのメカニズムです。脳科学や生理学など最先端の研究によって、ストレスが血管や脳を破壊したり、がんを悪化させたりするといった、人を病に陥れる詳細なメカニズムが明らかになってきています。
キラーストレスが突然死やがんをどのように引き起こしていくのか。そして、ストレスの状態を把握するにはどうしたらよいのか。世界の最新研究から分かってきた効果的なストレス対策についてお伝えします。
眠りの科学(=眠らないと→食欲バランスの崩壊、判断力・記憶力の低下、)
情報の洪水とストレスに晒され、健康的な眠りを得ることが難しくなっている現代人。睡眠について分かった最新の知見を紹介し、眠ることの大切さを教えてくれる科学番組。
睡眠時間が足りないと食欲増進と抑制に関わるそれぞれのホルモンバランスが崩れ、スナック菓子を食べるようになるという。また、後頭連合野は20時間以上働き続けられないため判断力も著しく鈍る。また、長期の記憶は睡眠中にファイリングが行われて形成されるため、十分な睡眠が取れないと記憶力も格段に落ちてしまうという。昔と比べて睡眠時間が2時間も短くなったといわれる現代人に警鐘を鳴らす。
詳しい内容 youtube2016/09/01
NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス」
睡眠負債が危ないNHKスペシャル(=わずかな睡眠不足が蓄積する睡眠不足→「がん」「糖尿病」「心臓病」)
「がん」「糖尿病」「心臓病」といった重大疾病と強い関連があること分かってきた睡眠不足。しかも最近の研究では、普段6-7 時間寝て自分では「睡眠は十分」と思っている人でも、わずかな睡眠不足が蓄積する「睡眠負債」によって命に関わる病のリスクを高めたり、日々の活動のパフォーマンスを劣化させたりしていることがわかってきた。
2017/06/18
慢性的な睡眠不足によって、脳は「自己破壊」する:研究結果(=脳内の「食作用」を担う細胞を活性化。アルツハイマー病などの神経変性疾患を引き起こすリスク)
慢性的な睡眠不足が、脳内の「食作用」を担う細胞を活性化させ、シナプスの分解を促進させる、という研究結果が発表された。さらに睡眠不足は、アルツハイマー病などの神経変性疾患を引き起こすリスクも高くする可能性があるという。
2017/08/13