詳細は当方には知ることが出来ませんが、ご覧になっていただける方々のページが、12月に入ってから、少々変わってきた様に思います。管理人としては、どんな意味合いであれ、ひとたび自分が公にしたモノがより多くの人々目に触れることはうれしいモノです。
さて、当サイトはそもそもにおいてアクセス数が多い訳では無いのですが、そんな中でも少しばかり多くなってきたのが、大阪エネファーム裁判控訴審裁判です。
この控訴審の判決は既に出たはずですが、今のところご本人のブログが更新されませんし、私にも格別連絡もありませんので、実のところは解りません。ただ結果はどうであれ、良く闘われたと思います。
私がこの裁判にことさらに大いに関心を寄せるのは、将に30年前に、私に、今の原告のような、知力、体力、財力、何よりも資料収集力、粘り強よさ、そして、強力な協力者が有れば、是非ともやりたかった裁判だったからです。
原告はこの裁判に於いて、現在の個人の低周波音問題に於いてなし得る限りの方策をとったことでしょう。証拠提示の”論戦”では原告は、勝ったはずです。
もし、負けたとしても、それは裁判上のことで、その理由は、低周波音・振動被害者の存在にも関わらず、環境省は「科学的知見が無い」と言うよりは、むしろ、そもそもにおいて、何ら確たる科学的知見は無いのである。
しかるに法的に依るところは、環境省言うところの、「聞こえない超低周波音・低周波音は、人間の健康に影響を与えない」と言う、全くもって事実に基づかない全く非科学的な、何らの根拠が何処にも提示されている訳では無い、謂わば、”私がそう思ったら、そうなのだ”と言う、謂わばドグマと言う代物レベルで、これは、”見えないモノはない”、”臭わない臭いは臭いがない”と言うレベル的な論で、議論への発展がない代物で、極論すれば、『五感が感知しないモノは、無いはずで、勿論、人間の健康に影響を与えない』と言う様なモノである。
福島の時を思いだしてみてください。あの時TVで何度も言われた言葉は、「直ちに健康に影響はありません」でした。放射能の影響は、特に子供たちへの影響は今もって明確にされていませんが、今だにしつこく検査だけはしているようです。と言うことは、長期的と言うより、超長期的に影響が現れてくるかもどころか、必ず何らかの影響が出てくると思っているのでしょうか。
単なる屁理屈ではなく、何らかの被害を訴える人たちを放置することは、単に肉体だけへの悪影響で無く、それ以上に、人間の心に悪い影響をもたらすでしょう。
「この音が苦しい」という低周波音被害者の長期放置は必ず何らかの悪い結果をもたらすでしょう。
一部には、現実の被害者側の言い様を「素人の無科学・非科学、あり得ない」とする国の背後には、その道を操る政治・経済の”専門家”一統が控え、全く科学性のない「原理」の上に居座り、司法・国はそれをよく解る必要を認識すること無く、"専門家"が提示する論理を「科学的である」としているのでしょう。
正義が勝つわけではありません。
いずれにしても我が国では、風車被害を含めエコキュート、エネファーム等による。超・低周波振動・騒音被害と言うモノは事実上認められていません。従って、そもそもにおいて、そんな”被害者”は我が国には存在しない事になっているのです。単に”苦情者”は散見するのでしょうが。
と言うので、「聞こえる音」による被害で裁判を行ったのが「田原市の風車設備停止請求訴訟」であったのですが、…
※修正ばかりでごめんなさい。