環境省から、「風力発電施設に関して低周波音の苦情が寄せられていることから、環境省は、愛知県豊橋市・田原市、愛媛県伊方町において騒音・低周波音の実態把握のための調査を行いました。測定結果を解析した結果は以下のとおりです。…」 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12319
私としては、各地のデータの測定方法に関しては、一応それなりに統一されたのであろうが、風車の規模、風車が設置されている地点の地形・環境、被害者宅の風車からの距離、そして、家屋の状況もバラバラであろうから、統一的な見解は出すことは難しいというより、出来ないはずで、各地を比較対照することは困難で、強いて言えばその各地を個別に"見当"することしかできず、風車騒音問題の本質を見るには難しいデータではないか、更に必ずしもこの調査は当面被害が出ていると言うより被害感覚を訴えている環境省言うところの「苦情者」が居るところを或る一定の時期を限って測定しただけのことであり、あくまで被害の現実の全容を伝えているわけではなく、これだけの事でどうこう言っても仕方のないことなのではではないか、と決め込んでいた。続く