3月に入りました。
入ったばかりで何ですが、北国青森も春が近づいたような気がします。
一日一日、太陽が南から北に移動しています。
冬の間隣の家が遮っていたその太陽の光が僅かながら部屋に差し込むようになったこと、その光に暖かさを感じたりするようになりました。
さて、コロナの影響でマスクは欠かせないものとなっています。
常に着用し、外出時にうっかり忘れた時のため、車や鞄に数枚入れています。
そんな必需品のマスクですが、今大きな問題となっています。
先日、日本経済新聞に載っていた記事「マスク投棄、世界で急増」。
“使い捨てマスク“のごみが世界各地で急増し、環境問題になっているというのです。
みなさんご存知かと思いますが、不織布は、プラスチックでできていて分解されません。
野生動物に絡まったり、排水溝が詰まったりと問題が取り上げられています。
海洋保護団体、オーシャンズアジアが試算した結果、2020年に海に流れ込んだマスクは15億6000万枚に上るそうです。
※海岸で、一度の多数の使い捨てマスクを回収
プラスチックによる海洋汚染は、とても深刻です。
さらにプラスチック製マスクが追い討ちをかけることとなっています。
“使い捨てマスク“、どこにでも捨てていい筈がありません!
適切に処分しなければなりません。
※海岸に漂着する多数の“使い捨てマスク“
定期的に、海のプラスチックゴミを回収している私たち。
昨年までは、ほとんど気にならなかったのですが、年が明けてから、この“マスク“を回収することが非常に多くなりました。
マスクは、紐の部分が絡まってなかなか厄介です。
私たちの身を守ることはとても大事なことです。
同時に、地球環境を守ることは、私たち一人ひとりの“使う責任“です。