『あおまんとじゃあなる』

『本』と『ビール』と『泡盛』があれば、とりあえず幸せなのです

如月読書日記5

2008-02-29 19:47:08 | 『素人独断読書日記』
『B型 自分の説明書』 著 Jamais Jamais (じゃめ じゃめ)

よくある血液型性格判定みたいなモノを
電化製品の説明書みたいにした本です
肯けるところや
自分には当てはまらないな~と思うところなど
言ってみれば『B型のアンソロジー』みたいなモノでしょうか
☆☆
普通の内容なので☆☆にさせていただきました
この内容で1050円は高い気がします


今朝は喉が痛くて目が覚めて
「マズイ」と思い
買置してあった風邪薬を飲んで
さらに予定していた掃除洗濯などを一切放棄して
すかさず薬局へ直行
葛根湯やらのど飴やら葛湯やら甘酒やら
とにかく温まるモノを購入して帰宅
室内に居るにもかかわらず冬道散歩ルックを着込んで
日差しの入る窓側に陣取りパネルヒーターにあたりながら
『B型 自分の説明書』などを読んでいました

さきほど「鍋焼き饂飩」ならぬ「鍋焼き蕎麦」を作り
(饂飩を買い忘れていました)
汗を流しながら食べました
まもなく葛根湯を呑んで就寝準備に入ります
それにしても「まいったな~」

如月読書日記4

2008-02-28 22:16:02 | 『素人独断読書日記』
『ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ』
著 ドアラ

個人的2008年輝け!2008年日常手元本大賞最有力候補本です

とにかく黙ってまずは読め
としか言いようがないほどの
爆笑本であります

動画投稿サイトに登場するや
いまや野球にマッタク興味の無い方でも
『ドアラ』のことを知っているという大ブレイク状態だそうで
昨年2007年に『日経エンタテイメント』誌の
「勝手にエンタ!大賞」にて
「あまりに自由過ぎるで賞」を受賞!
「中日マスコットは天才かうつけか」という紹介文とともに掲載されたそうです

確かに
交流戦や日本シリーズで見たとき
どー観ても周りと違う世界の動きをかましていたことを思い出しますと
これもありかい!
と納得してしまいます


それにしても
この本は「PHP研究所」から出版されています
あの「PHP」ですよ
(わかる人はわかりますね~)

別格の『☆☆☆☆☆☆☆』評価

今年は『ドアラ』を観に「名古屋ドーム」だな

如月読書日記3

2008-02-27 09:48:20 | 『素人独断読書日記』
『泡盛はおいしい 沖縄の味を育てる』 著 富永麻子

『壱岐焼酎 蔵元が語る麦焼酎文化私論』 著 山内賢明

今回はともに『酒本』です

先の『泡盛はおいしい』の著者/富永麻子さんは
99年度「泡盛の女王」に選ばれ
その後は『泡盛ルポライター』として活躍されています
またBS日テレで放送されている沖縄番組で
泡盛と美味しい料理のお店を紹介するコーナーで
リポーターをされています
内容は泡盛についての楽しみ方を紹介している本でしょうか
「呑んでみたい」と思っている方などにイイ本だと思いました

『壱岐焼酎』は「玄海酒造」社長山内賢明氏が
壱岐焼酎の「歴史」を分かりやすく説明している内容です
長崎県壱岐といえば
あの『魏志倭人伝』にも登場しているほどの
日本史において重要な土地柄であり
日本と朝鮮半島や大陸との文化の接点・融合点な土地であります
そのミックスされた文化が生んだ『壱岐焼酎』が歩んだ道と
丹念に解説されています
実はこの蔵元の壱岐焼酎は苫小牧(私の周辺ですが)で
販売されておらず
いまだ味わっていません
ぜひ探し出して呑んでみたいと思っています

今回は☆☆☆
申し訳ないことですが目新しさがなかったので
☆☆☆にしました
ちなみにワタクシは読むときは
できるだけ呑まないようにしています

如月読書日記2

2008-02-26 20:31:39 | 『素人独断読書日記』
今月読んだ本をピックアップ

『ローカル線ガールズ』 著 嶋田郁美

『がんばれ!銚子電鉄』 著 向後功作

共に地方ローカル線(福井県/えちぜん鉄道と千葉県/銚子電鉄)に
勤める著者お二人が
一度は廃線(福井県/旧京福電鉄)、廃線危機(千葉県/銚子電鉄)から
地元沿線住民とインターネット利用者の
願いと行動で復活した実話を丹念に書かれた本でした

特に感じたのは
「あってあたりまえ」の鉄道が
いざ使えなくなると
「とんでもないほど困る」ということが
ヒシヒシと感じました
(ちょうど北海道は土曜・日曜の冬台風で全交通機関がマヒしました)
(天災とはいえ、運行していて当たり前が、いざ使えないとホントに困ります)
(もっとも人災(先日の新千歳空港で起きた日航機トラブル)に対しては
 もっと毅然と抗議すべきなのかもしれません)

さらに
これは『銚子電鉄』に書かれていたことですが
電鉄の危機(資金繰り)を正直にインターネット上に掲載したところ
あっという間に(ホントにあっという間だそうです)
支援の輪が広がったということです
著者である向後氏も
「テレビで取り上げられるだけでは、すぐに忘れられていたと思う」
と書かれていましたが
今更ながらネットの力
思い知らされた気がします

『鉄ちゃん』と名乗れるほどの鉄道ファンではありませんが
どちらの鉄道も一度乗ってみたいな~と思っています

どちらも☆☆☆☆☆
仕事でイライラしたのを
家にまで引きずって帰ってきたときに読むと
なんだかホッとする本なんですよね


如月読書日記1

2008-02-13 21:29:32 | 『素人独断読書日記』
『記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどりつけるのか?』
身近な酔っ払いに学ぶ脳科学
  川島隆太教授・泰羅雅登教授 共著

「飲み過ぎて記憶がなくなるのは、なぜ?」
「妙なことで盛り上がる、不思議な一体感」
「意外!?脳がいちばん活性する時」
「酒を飲むと、脳は萎縮する!」  (~オビより)
などなど、飲酒と脳の関連関係を脳科学者である
「のめない」川島教授と「そこなし」泰羅教授のお二人が
「科学的」かつ「自己弁護的」の基づいて
マジメにわかりやすく討論・解説されています

実はこの本は
正月中に読むために昨年末購入しておいたのですが
ナンダカンダと理由を作って延ばし延ばしにしていました
2月に入って読み始めたのであります
こーゆー本がケッコウ多くて
なかには1年ぐらい本棚で待機していた本もありますし
中には買ったことで満足してしまい
読まずに売ってしまった本もあります
図書館を有効利用すればイイんでしょうが
いつでも読み始められるようにしておきたい性格なので
なかなか図書館を利用しようとは思いません

今回の本は迷わず ☆☆☆☆☆
『一会幹事団必読書』に認定致します


一月月末読書日記1

2008-01-27 23:22:31 | 『素人独断読書日記』
年明けにアマゾンで矢継ぎ早に本を購入
ストレスの緩和剤に読書は効果的です


『いんでないかい!! 北海道』  著 千石涼太郎氏

北海道は小樽市出身の著者が
北海道に対する思い入れを綴った本です
実は、前作・前前作に
『なまら北海道だべさ』
『やっぱり北海道だべさ スペシャル版』
の2冊があるのですが
とかくエッセイは1作目が試行錯誤しながらの良作で
2冊目が、前作の続きすぎて場合によっては手抜きに近い作品で
3冊目は前2冊の反省を生かしている為か
再び良作な気がしております
(皆さんが、そうだとは言い切れませんが・・・)

このほんは読んで『納得』『実感』そして『ニヤリと笑える』
良作と思います

再読・三読できますよ

年明読書日記2

2008-01-16 22:47:11 | 『素人独断読書日記』
年が明けてからは漫画やイラストエッセイばかり読んでいます

『ひとりたび 1年生』
『ひとりたび 2年生』
著 たかぎなおこ

いままで「ひとりたび」というものをしたことがなかった
イラストレーターである著者が
『一念奮起』して
日本各地を「ひとりたび」するというイラストエッセイです


実は
この2冊の本は年末にネット通販で注文していたのですが
在庫の関係で『ひとりたび 2年生』が先に届いてしまいました
つまりは『第2巻』から読み始めたわけですね
更には年明けすぐにネット通販会社からのメールで
「入荷した本(第1巻)に一部破損があったので再注文しています」との連絡が!
結果
手元に『ひとりたび 1年生』が届くのに年末年始が挟まった関係もあって
3週間ほどかかりました

そんな違った意味での苦労(待ちぼうけ)もありましたが
タノシクオモシロク読めました

『ひとりたび 3年生』はでるのかな?


そ~いえば
『ひとりたび』してないな~

年末読書日記4

2007-12-28 22:39:00 | 『素人独断読書日記』
『英傑の日本史 新撰組・幕末編』  著 井沢元彦氏

『逆説の日本史』シリーズでお馴染みの
井沢元彦氏が書いた個人個人にスポットを当てて
井沢氏独自の視点で斬った日本史です
今回は幕末~明治維新ごろに焦点をあてています

『アマゾン』のレビューなどでも
このシリーズ(単行本ではシリーズ化されています)のほうが
『簡潔で読みやすい』とか
『井沢氏の「くどさ」がなくわかりやすい』など
概ね肯定的意見が多いようです

ワタクシ自身も『逆説の日本史』シリーズで
時折見受けられる井沢氏の『強い』思い
時々閉口させられますが
今回は一人一人(だいたい5ページほど)簡潔で
それでいて分かりやすく興味を引きやすい文章でまとめられていると
感じました

ところが
実はそれより前に
『大江戸曲者列伝 太平の巻』
『大江戸曲者列伝 幕末の巻』
『幕末 バトル・ロワイヤル』
いずれも 著・野口武彦氏 新潮新書刊
を読んでいて
これがまたとにかく笑いもある面白さだったため
『英傑の日本史』がいまひとつに感じてしまいました

理由は
井沢氏がイイ意味で真面目なのに対して
野口氏は日本人が大好きな<ゴシップ>をふんだんに取り入れていたからでしょうか?
やはり日本人はゴシップ好きですからね~

そのせいもあって
今回の井沢氏の『英傑の日本史』は独断ですが ☆☆☆

名古屋出身の井沢氏への提言
あまりエコヒイキしないようにしましょう

年末読書日記3

2007-12-26 21:43:21 | 『素人独断読書日記』
『古代天皇は なぜ殺されたのか』 八木荘司氏 著

著者の『古代からの伝言』シリーズを読んでいたので
その続きという感じで購入しました

内容は
歴史学会で大勢を占めている『学説』に対して
著者の歴史検証から
著者曰く『民族の歴史に新たな光をあてるときがきている』
との思いを存分に表した一冊なのだと思います


読んでいて「面白いな~」とは思ったのですが

著者は『日本書紀』の記述は正しいとの視点にたち
検証主張されているのですが
(著者曰く)歴史学会の主流は『日本書紀』の記載に対して
否定的だと考えているようです
実は
次に読む井沢元彦氏も歴史学会に対して批判的なようなのですが
井沢氏は歴史学会が『日本書紀』に忠実
捉えていると考えているようです

人によって「捉え方」が違うのですね!
もっとも
素人にはイイ意味でもワルイ意味でも
内容がオモシロければ どーでもイイ事のよーに思えます

独断でありますが ☆☆☆

あくまでワタクシ自身が感じたことなのですが
著者も前回の木村氏のように
自身の主張に絶対的な肯定論を持たれているように
文章の中で受けました
なんとなく押し付けがましく感じてしまうのは
ワタクシだけ?