「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」、「レモニー・スニケット」みたいなのを想像していただけに、いきなりナチスドイツによるロンドン空襲から始まるのには驚きました。
そして、兄弟たちが疎開している点にも。
ここが、後で、なにかの伏線になるに違いない。
それこそが、先の一連のファンタジー作品との違いであり、この映画の製作意図なんだろうと、目を凝らしていました。
次男が指揮する鷲の空中戦なんか、「あっ、ボク、ドイツの空軍と同じことしてる!」と、戦争というものに憂うでもなく、
なんでも治す薬を持ってる末娘に、死んだものには効かないんだよ、現実ではリセットなんて効かないんだよと思わすのかと思ったら、魔女の翻訳ミスであっさり甦ってしまうし、
ワシは引退するから、この国は4兄弟で頼むわと言い残したライオン、京都のカバン屋一澤帆布みたいな兄弟ゲンカを見るにつけ、やっぱり遺産分与は、もめるの~と思わすのかと思ったら、その後仲良く乗馬してるし・・・。
教訓めいたことは一切ありませんで、さすがディズニー、子供至上主義の万能感たっぷりです。
その後の4兄弟も、ナルニアでの出来事が、現実での疎開生活に活かされたことってあるのかなぁ~。
なんか、「あ~面白かった。また時々、イジワルばあさんの目を盗んで、洋服箪笥に入ろうぜ~」って言ってるんじゃない?
子供が見たいと言うなら見せるけど、こちらから積極的に働きかけて見せたいと思う映画ではないな~。
「ロード・オブ・ザ・リング」と同じWETAが創り出したクリチャーも既視感バリバリで、ロック様に似てるケンタウロスが前傾姿勢になって疾走するところだけが、私にとって唯一の見どころでした。
火の鳥はちょっと笑けましたね。
だって、火のついた弓矢で飛んでる鳥を燃やして、敵に突っ込ますんですよ!
自殺爆弾テロを思い出します。
手塚先生とは、えらい違いや!
サイクロプスとかミノタウロスとか、よくできてるなぁ~と思うけど、ハリーハウゼンの作ってきたものの方がチープだけど味わい深くてよかった。
最近、吹き替えのキャスティングを話題にする戦略が目立ってますが、一番目立ってたのは、「ガンダム」のシャア池田秀一のキツネでした。
★★
そして、兄弟たちが疎開している点にも。
ここが、後で、なにかの伏線になるに違いない。
それこそが、先の一連のファンタジー作品との違いであり、この映画の製作意図なんだろうと、目を凝らしていました。
次男が指揮する鷲の空中戦なんか、「あっ、ボク、ドイツの空軍と同じことしてる!」と、戦争というものに憂うでもなく、
なんでも治す薬を持ってる末娘に、死んだものには効かないんだよ、現実ではリセットなんて効かないんだよと思わすのかと思ったら、魔女の翻訳ミスであっさり甦ってしまうし、
ワシは引退するから、この国は4兄弟で頼むわと言い残したライオン、京都のカバン屋一澤帆布みたいな兄弟ゲンカを見るにつけ、やっぱり遺産分与は、もめるの~と思わすのかと思ったら、その後仲良く乗馬してるし・・・。
教訓めいたことは一切ありませんで、さすがディズニー、子供至上主義の万能感たっぷりです。
その後の4兄弟も、ナルニアでの出来事が、現実での疎開生活に活かされたことってあるのかなぁ~。
なんか、「あ~面白かった。また時々、イジワルばあさんの目を盗んで、洋服箪笥に入ろうぜ~」って言ってるんじゃない?
子供が見たいと言うなら見せるけど、こちらから積極的に働きかけて見せたいと思う映画ではないな~。
「ロード・オブ・ザ・リング」と同じWETAが創り出したクリチャーも既視感バリバリで、ロック様に似てるケンタウロスが前傾姿勢になって疾走するところだけが、私にとって唯一の見どころでした。
火の鳥はちょっと笑けましたね。
だって、火のついた弓矢で飛んでる鳥を燃やして、敵に突っ込ますんですよ!
自殺爆弾テロを思い出します。
手塚先生とは、えらい違いや!
サイクロプスとかミノタウロスとか、よくできてるなぁ~と思うけど、ハリーハウゼンの作ってきたものの方がチープだけど味わい深くてよかった。
最近、吹き替えのキャスティングを話題にする戦略が目立ってますが、一番目立ってたのは、「ガンダム」のシャア池田秀一のキツネでした。
★★