モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

異常気象

2019年05月22日 | 独り言
 
 投稿画像は本日撮影したカワヅザクラ?です。葉のない2月に満開となったにもかかわらず、青々と葉をつけて再度、花が満開となっていました。2年前の12月にも満開となり、年を越した2月に再度満開となりました。年に2回も花をつけていたら木が参ってしまうのではないでしょうか。

 気象について“50年に1度の”といった言葉をよく耳にするようになった昨今、最早時間的な意味合いではなく、勢力の度合いを示す比喩的な表現になってきた感もありますね。また、日本だけではなく世界のあちこちで異常気象が起きているようです。

 ある気象学者がいっておりました。海が温暖化の熱を吸収しているが限界がある。それが飽和状態となった時、温暖化は加速度的に進む可能性がある。(今がその時だったりして) 八丈島でも底土やお千代ヶ浜等で造礁サンゴのエリアが拡大しているのに反比例し、天草やトコブシ等は激減しています。また、自宅の庭で去年の12月にラッパユリが開花しておりました。開花時期は6~8月ですよ。

 また、ある進化生物学者は、なぜ地球外知的生命体が地球人とコンタクトを取らないのか?という問いに対し、数えきれない星々の中には知的生命体が存在する可能性が高いが、それ等が進化した結果、色々な物を生産するようになり、その物自体或いはその副産物で生息環境を悪化させて、他の惑星の知的生命体とコンタクトを取る前に絶滅してしまう。宇宙ではそいった知的生命体が殆どを占めているのではないか。

 最後にある理論物理学者がこんな事を言っておりました。
 “文明”とは、
  第1段階: 気象を制御できる。
  第2段階: 恒星を制御できる。
  第3段階: 銀河を制御できる。
  第4段階: 宇宙を制御できる。
 そして人類は、その何れにも該当しない。

 我々人類は極めて視野が狭く、まだまだ幼いのかも知れませんね。経済活動を優先させて地球環境を悪化させる。改善されているものもありますが、新たな問題も発覚するイタチごっこの様です。エコノミック・アニマルそのもの…。問題を解決するには、思い切った社会構造改革が必要なのでしょうか? …パラダイム・シフト,サーキュラー・エコノミー,ケミカル・リサイクル,A.S.A.P.
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