今月、介護していたお袋が他界しました。認知症を患い思うようにはいかないものの、自分のことは自分でしようと最後の最後まで諦めることなく一生懸命頑張った人でした。認知症であっても決してぶれることのない気概のようなものが、介護しているこちらにも伝わってきていました。介護の初期段階では互いにぶつかることも多々ありましたが、ここ一年ほどは互いに心に余裕ができて許容範囲も広がり、穏やかな日々を過ごすことがでるようになっていました。もう少し長生きしてくれると思っていたので、非常に残念です。
今後は残された親父だけの介護となります。こちらも認知症の要介護で時々徘徊もあります。介護を経験されている方なら分かる方も多いのではないかと思いますが、“徘徊”は要介護者・介護者双方の心身に大きなダメージを与え、要介護者は死に至る場合もあるようです。
もうすぐ私も介護者から要介護者となり、親父やお袋と同じような道を辿ることとなる可能性大です。今後の超高齢社会、アルツハイマー病治療薬などもあるようですが、遺伝子治療などで何れ認知症を克服できる日がくるのでしょうか?
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