蓬摘む
草摘みの負へる子石になりにけり 川端茅舎
もっこすの肥後守なり蓬摘む 拙
蕗の薹に少し遅れて薄い緑色の蓬が陽だまりに芽を出す。この芽を茹でて餅つきの時に一緒に臼に入れて餅を搗けば草餅になる。野菜の少なかったころの野草の緑を取り入れた先人の知恵だったのだろう。中学生のころ滅多に手に入らない肥後守(折りたたみ式小刀)を自慢して、近所の遊び仲間と摘み歩いたことを思い出した。
もっこす 頑固者とかつむじ曲がりと熊本地方の方言だが、熊本の人にそんな人が多かったのかふざけてか熊本県人を「肥後もっこす」と言うこともある。ここでのもっこすは俳味としての使用。、
草摘みの負へる子石になりにけり 川端茅舎
もっこすの肥後守なり蓬摘む 拙
蕗の薹に少し遅れて薄い緑色の蓬が陽だまりに芽を出す。この芽を茹でて餅つきの時に一緒に臼に入れて餅を搗けば草餅になる。野菜の少なかったころの野草の緑を取り入れた先人の知恵だったのだろう。中学生のころ滅多に手に入らない肥後守(折りたたみ式小刀)を自慢して、近所の遊び仲間と摘み歩いたことを思い出した。
もっこす 頑固者とかつむじ曲がりと熊本地方の方言だが、熊本の人にそんな人が多かったのかふざけてか熊本県人を「肥後もっこす」と言うこともある。ここでのもっこすは俳味としての使用。、