17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

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八月

2017-08-02 14:42:35 | 日記
八月

八月の大病院の迷路かな 中込誠子
八月や落雁かざる店の先   拙

スーパーの店先に落雁がならび盂蘭盆の近いことをしった。 季語で落雁というと鳥の雁をさし秋の季語となる。
ここでいう落雁は 「干菓子の一つ 微塵粉・麦こがし。きな粉などに砂糖をまぜてこね、型に打ち抜いたもの」 大辞林 
明治以前から仏壇にお供えしていた和菓子で、日持ちがよく一か月も供えていた。現在では一年間も仏壇のなかの飾としているお宅もあるとか
老人には懐かしい菓子である。仏壇の高坏のうえにセロファンにつつまれて三段重ねの色のついたお菓子といえすぐお分かりであろう。。