2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 ひぐらし (願船) 2017-08-20 19:07:39 たっぷり鳴くやつもいる夕ひぐらし 金子兜太 金子兜太の句にしては柔らかな表現だなと思う。長らく兜太の俳句は食わず嫌いで敬遠してきましたが、彼の俳句入門などを最近読んでみると、分かりやすいし面白い感じなので、句集も読んでみました。やっぱり身体が受け付けない句がたくさんありますが、いいなと思うのもあることが分かりました。良いなと思った句は、『少年一人秋浜に空気銃打込む』とか『墓地も焼跡蝉肉片のごと樹樹に』など。こんな句にも兜太流の鋭角的表現がありますが、『たっぷり鳴くやつもいる夕ひぐらし』はほんとに柔らかい感じの句ですね。 ひぐらしや子を呼ぶ声の門口に 阿部阿部さんのこの句には郷愁を感じますね。夕暮にカナカナという哀調のある声で鳴くひぐらし、外で遊んでいる子を呼ぶお母さんの声。『かどぐちに』という下五の表現に余韻を感じます。それから起こるであろう家庭内のいろいろな営みなどが浮かんできます。 返信する 有難うございました。 (阿部) 2017-08-21 20:45:03 願船さんうれしいコメントを有難うございました。こういう光景は田舎でもなかなか見られません。子供が夢中になって屋外で遊ぶ場合はサッカー・野球などが主であり、遠くに行くときは携帯電話持参ときています。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
金子兜太の句にしては柔らかな表現だなと思う。長らく兜太の俳句は食わず嫌いで敬遠してきましたが、彼の俳句入門などを
最近読んでみると、分かりやすいし面白い感じなので、句集も読んでみました。やっぱり身体が受け付けない句がたくさんありますが、いいなと思うのもあることが分かりました。良いなと思った句は、『少年一人秋浜に空気銃打込む』とか『墓地も焼跡蝉肉片のごと樹樹に』など。こんな句にも兜太流の鋭角的表現がありますが、『たっぷり鳴くやつもいる夕ひぐらし』はほんとに柔らかい感じの句ですね。
ひぐらしや子を呼ぶ声の門口に 阿部
阿部さんのこの句には郷愁を感じますね。夕暮にカナカナという哀調のある声で鳴くひぐらし、外で遊んでいる子を呼ぶお母さんの声。
『かどぐちに』という下五の表現に余韻を感じます。それから起こるであろう家庭内のいろいろな営みなどが浮かんできます。
うれしいコメントを有難うございました。
こういう光景は田舎でもなかなか見られません。子供が夢中になって屋外で遊ぶ場合はサッカー・野球などが主であり、遠くに行くときは携帯電話持参ときています。