17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

新米

2015-10-11 10:37:49 | 日記
新米
 新米を詰められ袋立ちあがる   江川千代八
「青天の霹靂」といふおらが米     拙  

新米の季節である。もうすでにご賞味の方もおられることだろう。拙宅でも昨夜賞味した。
古米でも搗いたばかりの米を食べているので、たいして変わりも感じられなかったが、
つやつやとして、においが良い良いのを感じ取れた。当地での銘柄米は「ささにしき」「ひとめぼれ」だが、昨年の東北での特A米は12銘柄。六県でなかったのは青森県だった。今年は「青天の霹靂」としう銘柄米特Aの仲間入りし、昨日売り出された。上手いネーミングだとおもった。名前通りに一流のブランド米になればと思っている。

芋煮会

2015-10-05 08:58:49 | 日記
芋煮会
 初めより傾く鍋や芋煮会   森田 峠
 スーパーの貸し出す鍋や芋煮会   拙

好天の秋の河原には膵炎が絶えない。当地では家庭・職場・各種サークルでの芋煮会が盛んである。
東北では山形風・宮城風・岩手風のいも煮の食材や味付けが異なり、メンバーによってそれぞれの味がことなる。スーパーでは、煤だらけになる鍋を無料で貸し出しをする。大きな鍋を借りれば、少量の材料では気恥ずかしい。  でも、野外での会食・遊び 食欲の秋 スポーツの秋・芸術の秋を堪能しよう。

すすき

2015-10-02 09:03:41 | 日記
すすき
 をりとりてはらりとおもきすすきかな  飯田蛇笏
 和太鼓にこころ躍らす薄かな        拙

伝承の和太鼓演奏を聴く機会があった。心地よいリズムに背中がぞくぞくとして身震いする感動を得た。血が騒ぐとはこのことだろうかと思った。 会場に飾られた薄の穂も揺れていた感じだった。