17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

銀杏散る

2015-11-20 08:04:46 | 日記
銀杏散る
銀杏散るまつただ中に法科あり  山口青邨
軒下に白き手袋銀杏散る       拙

銀杏は魔術師・・・ という歌があった。銀杏の葉が散り風景が一変し、寒々とした空が現れて来る。
北国では冬囲いに余念がない。軒下にあった白き手袋は作業用のものかも知れない。

大根

2015-11-19 09:52:45 | 日記
大根
しゃきしゃきと婆が働く大根炊   西村和子
大根の味のまろやかひきな汁      拙

大根炊は十二月九・十日の京都了徳寺の行事で、親鸞上人が建長四年この地に足を止めて法を説いたところ土地の人々が随喜して大根を煮て奉じた。それがもとで二日間庭前に大釜を据えて大根を炊き参詣者にふるまい、上人の徳を偲ぶのである。 歳時記

ひきなは千切りにしたもので、さっとゆでるのがコツだとか。それはさておき、千切り大根をおいしく
手軽に食べられる時節になり、大袈裟だが幸せ。

七五三

2015-11-18 11:54:14 | 日記
七五三
七五三道を濡らさぬほどの雨  雨宮きぬよ
ひ孫まで少し間があり七五三     拙

最近は十五日とは関係なくお宮参りが行われてをり、それらしい参拝客を容易に見受けられる。
我が家でもそろそろと思うのだけど、他力本願だからどうにもならない。
ひ孫に会えるかどうかも疑問。  鬼に笑われる。

障子貼る

2015-11-17 09:32:39 | 日記
障子貼る
ふるさとへ障子を貼りに帰りけり  大串  章
不器用をさらけ出したる障子貼      拙

今月は温かい日が多かったので、のんびりと障子を貼ることができた。
我が家では自分の部屋の障子は自分が貼ることになっている。自分の部屋へ客を迎えることは
ないので、自己流の貼り方で、小春日の穏やかさを満喫しながらのんびり楽しんだ。

トイレ

2015-11-10 11:31:05 | 日記
トイレ
謎解けて飛び出していくトイレかな   拙

今日はトイレの日とか。その由来は知らないが最近のトイレの発達には目を見張る。
戦後間もないころの 駅の便所・公園の便所 思い出してもぞっとする。

最近クロスワードはまり、難解な問題はトイレまで追いかけてくる。