17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

福寿草

2016-02-05 10:23:16 | 日記
福寿草
片づけて福寿草のみ置かれあり 高浜虚子
ふるさとも遠くなりけり福寿草   拙

すぐそこが故郷であってもなかなか行く機会がない。行けば懐かしい風景か心をいやしてくれる。でも、行くことは億劫である。やはり家が一番。


節分会

2016-02-04 09:15:07 | 日記
節分会
鬼の子のはしやぎて逃げる節分会 平岡喜美子
ヒーローの再起をねが節分会      拙

季節の分かれ目の日が節分。一年に四回あるのだが、冬と春の節分の日に邪気を追い払う豆を撒くのが節分会
野球界のヒーローが覚醒剤所持の疑いで逮捕された。報道によると所持を認めているとのなので、枯野再起を
ファンとして待ち望んでいる。

梅二月

2016-02-03 09:41:58 | 日記
梅二月
硝子戸の磨き抜かれし梅二月 馬場移公子
梅剪らぬ馬鹿と言わるる二月かな   拙

梅の鉢植の鉢を大きいものにかえて外に出しておいた。外に置けば管理しなくても大丈夫と思っていたが、
思いのほかの日照りなので、枯れる寸前に水を与えた。それでも小さな蕾を授かった。

氷雨

2016-02-02 07:13:02 | 日記
氷雨
猥本をめくれば世界中氷雨 高野ムツオ
氷雨して想定外の倒木多き山路かな  拙

一月末に思いがけない雨氷が長野県種変の山々に降り、木々にまとわりつき、数百の倒木を誘い道をふさいだ。
稀有のことなので、読もうとおもったが、雨氷の気象用語はなかったので、氷雨を用いた。