石鹸玉

石鹸玉
流れつつ色を変えけりシャボン玉　　　松本たかし
シャボン玉試行錯誤を包み込み　　　　　　　拙

どうすれば大きく手丈夫なシャボン玉ができるか思考と試行錯誤の後に液体を作った経験を思い出した。現在はシャボン玉の原液が売っているので、こんな光景はあまり見られないかもしれない。平屋の屋根の高さであっても壊れずに上がれば大満足。仲間の中で一番高く上がれば鼻も高々。この季節には外での遊びもおおくなり風物詩にもなった。

春彼岸

春彼岸
毎年よ彼岸の入りら寒いのは　　　正岡子規
春彼岸青いバナナの勢ぞろい　　　　　　拙

彼岸の入りの前日スーパーの果物棚に青々としたバナナが所狭しと陳列されていた

草餅

草餅
草餅を子と食ひ弱くなりしかな 石田波郷
草餅を鬼の話をよみながら　　　　　拙

鷹化して鳩になる

鷹化して鳩になる
鷹化して鳩になる日の選挙カー　　　松倉ゆずる
窓枠に錆びたる画鋲鷹鳩に　　　　　　　　　拙

春の訪れに鷹は鳩に変身するという中国の俗信からきたもの。そのようなことはうり得ず春の幻想的ないる季語とえよう
観音の鳩にとくなれば分鷹　　新鳩よ鷹気をだして憎まれな　　Ｇｏｏｇｌｅより隣国へ街道いくつ鷹鳩に　Ｇｏｏｇｌｅ

春場所

春場所
春場所や難波言葉の嬌声が　　　山田土偶
春場所や妻の言葉も上の空　　　　　　拙