T定規の可能性

シンガーロックライター研萌のブログ

二十歳の君へ・・

2011-04-05 23:22:18 | 日記

2009年4月1日付けのタイトル「田舎が一番」で福島県大熊町の人たちのことを書いていた。

あの日見たあの街が今、大変なことになっているという現実。

 

2年前、高校を出たばかりの君がこの街を訪れた時の第1声は「な~んもなかね!」だった。

 

そして、2年後、君は今、世界で一番危険な場所で自分の職務を全うしようとしてる。

 

かつて、大きな夢と希望でいっぱいだった君の心は3月11日、ズタズタにされたはずだ。

 

 

「誰も知った人のいない遠い町で本当にやっていけるかい!?」

父の激しい言葉を噛み締め、小さくうなずいていた君。

今、遠く離れた場所で責任と義務を噛み締めて作業に徹する君を、

父は誇りに思います。見守ることしかできない非力な父ですが・・・。

 

2年前、君と福島で別れる時、二人で初めて堅い握手をしましたね。

その後すぐに背を向けたのは父の厳しさではなく、泣いてる父を見せたくなかったからなんです。

 

君が向いたい方へ進んで行って下さい。大丈夫!きっとうまくいきます。

 

 

おーい!こっちは今、桜が満開だぞー!。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行くことに決めました (Fiji中西)
2011-04-06 12:11:16
行こうと思いながらも迷っていたのですが、ふっきれたので行くことにしました。
昨日勤めていた病院を通じてお願いしました。
息子(一貴)も参加を希望してます。
まだ、受け入れなど、どうなるか分からないのですが・・・。
知り合いの社会福祉協議会の人にも相談してみます。

返信する
どーもです (研萌)
2011-04-06 13:08:32
やはり、現状、ボランテイアなど含め、人材が足らない状況だと思います。
医療関係に従事した人は特にそうでしょう。
よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿