就職が決まった次男のスーツを買いに某デパートへ、
どれにする?って聞いたらコレがいいってマネキンが着てる服。
店員さんを呼んで「これください」って言ったら服を脱がし始めた。
慣れてない店員なのか、なかなかズボンがはずせず悪戦苦闘。
とうとうマネキン分解作業。さっきまであんなにさっそうとしていたのに、手にしてたバッグまで床に落としてなんともあわれ。
次男もおかしいやら気の毒やら複雑な表情。でした。
激しい葛藤の後ににっこり笑って「お待たせしました。」って女性店員・・・あんたはエライ!
毎年、この季節になると、『桜』が歌詞に入った歌がふえてきます。桜の木の下で出会い分かれた学友を思い出しますなんていい想い出が多い人はいいんだろうけど。どっちかっていうと不幸な学生時代を過ごした僕に言わせれば、世の中で一番いやな植物が『桜の木』です。桜の木の下には死体が埋まっています。だから狂ったような咲きみだれ方をするのです。梅や松や楠のように、冷静でいたいんです。静かなる偉大な木でありたいんです。いい大人なんだから・・・・。
偉大なる夢を抱いているのなら小さな事は気にするな。
ずーっと、そう思ってたんだけど。
小さな事に一喜一憂出来るのも、人間の素敵なところ。
50歳を目の前にして、はっと気がついたんだ。
ちょっとしたきっかけで人は変われるのも事実。
あのイチローでさえプレッシャーと戦う毎日。
やっぱり生きるっておもしろい。
結局、積み重ねたことが自分。描いた夢が僕自身。
お客さん、ねえお客さん。あなたの笑顔がみたいから、
あなたの本音が聞きたいから、またTープロは唄います。
時代を変えるのは常に青春で、老いた常識よりも遥かに強く、
たとえば嵐に飲み込まれても、歴史はそれを見逃さないだろう。
・・・・・・18の時にアルバムを作った。・・っていうとなんだかおおげさなんだけど。『革命の時は今』っていうタイトルでオリジナル曲を多重録音で7曲ぐらいのテープが残ってる。
自分で言うのもなんだけど・・・すごい才能。って言うか当時の想いは半端じゃない。今、このテープ世に出したら、ちょっとすごいかも?しばらくしてCBSソニーのオーディションに出したっけ。九州代表になったけど、関東代表に負けちゃた、そん時の関東代表の名前、たしか尾崎なんとかだったよな~。その後彼は死んじゃったけど。
若いってのは、それだけで才能だ。たぶん。それだけで芸術だ。
今の僕のライバルは18の時の僕なんだ、きっと。