T定規の可能性

シンガーロックライター研萌のブログ

マイコレクション  その1

2008-09-15 11:28:04 | 日記

ホント、最近昔のレコードがいいんだ。傷があればブチッってなったり、ひどい時はとんじゃったり、でもレコードだから許せる。家の中ではすっかりアナログ人間、すっかり70年代。

マイコレクションからすこしずつ紹介していきます。

今日は広島フォーク村のアルバム「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」です。1年に2~3回は聞いてます。よしだたくろう(当時はひらがなでした)、伊藤明夫、白髭健次、町支寛ニ、友広信夫などの名前がある。9曲入りのフォークです。拓郎のアルバムをあさってた高校生の時、復刻盤というかたちでてにいれた。でも拓郎は2曲しか歌ってなくて、当時は不満だったけど、今聞いてみると最高なんだな、これが。

1曲目の「イメージの詩」はのちにデビューアルバム、青春の詩にはいるんだけど、やっぱ名曲、やっぱ日本のディランなんだなこれが。

古い船も新しい船のように新しい海へでる、古い水夫は知っているのさ新しい海の恐さを・・・

だからいつの時代も若い人が先頭に立たなきゃだめなんだってそう思います.。今の腰抜け政治家の皆さんに聞かせたい曲。

フォーライフから復刻盤がでてるとおもいます。ぜひ皆さん聴いてみて!町支寛ニさんの「波よけさないで」も、なかなか必聴物ですぞ。

 


ぐうたら太郎  ~リーダーと呼ばれた男~

2008-09-12 22:53:27 | ポエム

昔、ある村にぐうたら太郎と呼ばれる若者がおった。村人が一日中、田や畑をたがやし作物を作っているのに、太郎ときたら、朝、ぶらりと散歩に出かけ日が暮れる頃、帰ってきて、酒を一杯「ぐいっ」と飲み、飯を一杯「かぽっ」と食って眠りにつくのだった。村人達が「わしらと一緒に前の田畑で働いたらどうだ。」と言っても、太郎は笑って「俺には俺の考えがあるんじゃ。」と、また散歩にでかけるもんで、みんな「ほんとうにぐうたらな奴じゃな。」と、あきらめていた。

そんなある年、突然、嵐がやってきて3日3晩、村を雨と風で苦しめた。今までに誰も見た事のない洪水で田や畑はすっかりあれはてて、苦労して育てた米や野菜は全て流され、村人は途方に暮れた。4日めの朝、太郎はいつものように散歩に出かけたのだが、日が暮れる頃帰ってきた太郎を見て村人は一様におどろいた。太郎は荷車いっぱいに米や野菜や魚までもつんできて、それを村人みんなに振る舞ったのだ。

「どうしたんだ太郎、こんなにたくさんの食い物を・・いったい」と聞くと太郎は笑ってこう言った。

「確かに目の前の田んぼや畑で作物を作るのは、やりやすいしたやすい事だ。でも災害はいつやってくるかも知れん。そう思って俺はこの先のお山のうえで米と野菜を作ってたんだ。」

「魚は山の向こうの隣り村で獲れたやつだ。米と野菜の一部で交換してもらったんだ。」

村人達は感心して言葉もだせなかった。・・・・・・

その後、この村は二度と天災に泣く事はなかったといいます。

     かつてリーダーと呼ばれた男、ぐうたら太郎のお話。

                    おしまい。

 


日本のリーダー

2008-09-07 21:58:36 | 日記

今。新しいリーダーが求められている。修正が効かない日本の現状。日本人が歩いてきた道は決して間違ってなかったと思いたいんだけど、どうもそうとばかりは言えないみたいだ。目の前のことを解決してくのは僕らの得意な分野だけど、10年後15年後の為に今なにをするのか、未来の子ども達の為に僕らは少しずつ考えかたや生活スタイルを変えていかなければいけないんだろう。伝達手段は10年前と較べものにならないほど進化してるけど、もう一度考えるべき時期がきてる。

農業の大切さ。漁業の大切さ。

次回、創作童話「ぐうたら太郎」にこうご期待!

デイランのアルバム「激しい雨」を聴いてると震えがくる。


朝からたそがれて

2008-09-06 07:27:25 | 日記
最近、昔聴いてたレコードをよく聴いてます。特にお気に入りなのがオフコースの「セレクション1973-78」というアルバム。たぶん1979年の発売だと思う。79年っつうと・・高校卒業の年かなあ?あれっ78年だっけ?まあその頃のやつだ。なにしろ多感なころだ。聴いてるとあの頃のいろんなぐじゃぐじゃした事を思い出して懐かしい。ぐじゃぐじゃな内容はまた別の機会に書くとして、このころよく聴いたのが甲斐バンド・・
武雄市の文化会館に何度か見にいった。「70年代のドラマはすべて終わりました僕たちは80年代に行きます!」という甲斐よしひろの言葉、耳に焼き付いて離れない。なにしろ超多感なころだ。武雄文化会館っていえば、拓郎も来たな~。「王様達のハイキング」「アジアの片隅で」「春を呼べ」・・・拓郎にもずいぶん勇気をもらったな~。なにしろ超超多感な時期だったからな~。なんて書いてたら、嫁に朝からなに黄昏てんのって、一気に現実にもどされてしまった。あ~あ・・・仕事行こう。

朝寝坊おとこのつぶやき

2008-09-05 11:02:33 | 日記
今年を振り返ると・・なんてちょっと早いが、ホント今年はライブ・ライブの年だ。20数年前にヘビメタバンドでボーカルに従事してた、あの頃は週1のペースで佐賀・長崎・福岡のライブハウスを渡りまわってたけど年齢のせいなのか今のほうが、なんかやってるって感じがする。考えてみたら一昨年の暮れに昔のバンド仲間に街でバッタリあって、久々にスタジオでも入って遊んでみよう~が。月1の割合のライブや夏祭りの余興(昔は絶対やらなかった事)や各地の村おこしイベントへの出演とヘビメタ野朗が今は演歌までやってる、しかもそれも楽しんで。「あうん」の呼吸で音楽仲間はいつでも集い、そんな僕達に拍手や声援が飛んでくる。感謝!感謝! いつまでやれるかな?60でもステージで歌ってたいな。いろんな人々にまた出会って・・・みんなよろしくデス。