
7月16日、土曜日。
午後23時58分。
曇り。
家に帰った時には
また、月がぼんやりと浮かんでいたけど
今はどうなのかな?
窓からは月の姿はみえない、残念…。(..)
前回は、海の匂いの話をしました。
が
今回は、田圃の匂いの話です。
仕事中だったのだけど
外へちょっと出た時
田んぼの匂いがしてきました。
実際に近くに田んぼがあるから
匂いがしてもおかしかないのだけど
田んぼの匂いは匂いでも
いつもの匂いとは違う気がしたのです。
どんな匂いかと言うと…
いつものあの思い出の匂いです。
山の中の町へ行く道に広がっていた田んぼ
あの匂いにソックリな匂いでした。
田んぼの匂いに違いがあるのか?
と、思ったりもするのだけど
いつもの田んぼの匂いではない
微妙に違う
“あの日の、あの頃の匂い”
…と思ったのでした。
ずっと
ずーっと…長いこと、山の中の町には行っていないけど
覚えているものなのですね。
懐かしくて懐かしくて
思い出して、探しました。
振り向いても
田んぼは見えないのだけど。(>_<)
昨年、祖母が亡くなる少し前に
山の中の町に住む叔母夫妻が来てくれて
祖母と会っていってくれたのだけど
叔母夫妻の長男さん(いとこ)が
将来
古民家を買い取って民宿をしたいと言っているとか
いないとか…(どっちだ?)
もしも始めたら
“○○(←僕の名前)、泊まりに来なよ”
…と、言ってくれてありがたかったのだけど
行きたい。
小心者すぎて緊張ばっかりしている僕は
いとこ経営の民宿だったら
リラックスしてすごせるのではないかな?
将来っていつだろう?
社交辞令で誘ってくれただけなら
ちょっと行きにくいけど
本気で誘ってくれたなら
行きたい山の中の町。
町並み、変わってないかな?
町へ行った時は
いつも車をとめていた駐車場
まだあるかな?
初めてバナナジュース飲んだ喫茶店、あるかなぁ?
本当にずっと行っていないので
思い出の町を思い出すと
胸がジーン…とします。
楽しかった夏の思い出ナンバーワンですから。(^_^*)
山の中の町、大好きだったのだけど
あの町が好きだったのは
一番好きだったのは
実は
父だったと思います。
父は、自然が好きで
山も海も川も好きで
ちょうど、叔母ファミリーが山の中の町に住んでいたし
夏休みのお出掛けというと
海か湖か山でした。
海は、砂浜でブラブラして
帰り道に電車や蓮華の花畑をみたり
湖は、潮干狩り
山は、叔母ファミリーの住む町
夏といったらこの3つでした。
たまには他の海とか
他の湖とか
他の山の町とかは、あまりなく
いつも同じ海、山、湖でした。
いや…稀の稀に
違う時もあったかもだけど
父は気に入るとそればっかり系な父だったので
だいたいは同じ所でした。
でも、
顔や歩き方だけでなく
そういうところも父に似たらしい僕は
いつも同じでも全然構わなかったなぁ。
だって
父が好きだったものは、僕も大好きだったからね。^^
緑の山々
高い空
田んぼの匂い
古い町並み
弾けるラムネの泡
透明な思い出
またいつか
行ける日があると
そんな未来があると良いです。
今夜は、居眠りせずに書けました。(珍しいことがあったものだ)
でも、眠くなってきました。
多分、5分後には瞼は閉じていると思います。(-.-)
大好きな思い出と
一緒に眠ろう。^^
では、
お休みなさい。
*