Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

僕に

2016-07-17 | Weblog
2006年7月17日
の文字と
いくてかの詩

10年前の今日
書いた詩を
ふいに見付けた

あれから10年経ったのに
あっという間に
あの頃の僕になる

あれから10年後の今日
今日の僕のこと
何にも知らず
想像もつかなかった

詩が
昔と今を繋ぐ

父のソファの定位置は
今は僕のうたた寝のばしょ
祖父の窓辺は
寄せ植えしたグリーンを
置いている

哀しみは
大好きに進化した
そよ風に昇華した

10年前の僕へ告げたい
だから
大丈夫だよ








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一緒に

2016-07-17 | Weblog
7月16日、土曜日。
午後23時58分。
曇り。


家に帰った時には
また、月がぼんやりと浮かんでいたけど
今はどうなのかな?
窓からは月の姿はみえない、残念…。(..)



前回は、海の匂いの話をしました。

今回は、田圃の匂いの話です。
仕事中だったのだけど
外へちょっと出た時
田んぼの匂いがしてきました。


実際に近くに田んぼがあるから
匂いがしてもおかしかないのだけど
田んぼの匂いは匂いでも
いつもの匂いとは違う気がしたのです。


どんな匂いかと言うと…
いつものあの思い出の匂いです。
山の中の町へ行く道に広がっていた田んぼ
あの匂いにソックリな匂いでした。


田んぼの匂いに違いがあるのか?


と、思ったりもするのだけど
いつもの田んぼの匂いではない
微妙に違う
“あの日の、あの頃の匂い”
…と思ったのでした。



ずっと
ずーっと…長いこと、山の中の町には行っていないけど
覚えているものなのですね。
懐かしくて懐かしくて
思い出して、探しました。
振り向いても
田んぼは見えないのだけど。(>_<)


昨年、祖母が亡くなる少し前に
山の中の町に住む叔母夫妻が来てくれて
祖母と会っていってくれたのだけど


叔母夫妻の長男さん(いとこ)が
将来
古民家を買い取って民宿をしたいと言っているとか
いないとか…(どっちだ?)


もしも始めたら
“○○(←僕の名前)、泊まりに来なよ”
…と、言ってくれてありがたかったのだけど


行きたい。
小心者すぎて緊張ばっかりしている僕は
いとこ経営の民宿だったら
リラックスしてすごせるのではないかな?


将来っていつだろう?
社交辞令で誘ってくれただけなら
ちょっと行きにくいけど
本気で誘ってくれたなら
行きたい山の中の町。


町並み、変わってないかな?
町へ行った時は
いつも車をとめていた駐車場
まだあるかな?
初めてバナナジュース飲んだ喫茶店、あるかなぁ?



本当にずっと行っていないので
思い出の町を思い出すと
胸がジーン…とします。
楽しかった夏の思い出ナンバーワンですから。(^_^*)



山の中の町、大好きだったのだけど
あの町が好きだったのは
一番好きだったのは
実は
父だったと思います。


父は、自然が好きで
山も海も川も好きで
ちょうど、叔母ファミリーが山の中の町に住んでいたし
夏休みのお出掛けというと
海か湖か山でした。


海は、砂浜でブラブラして
帰り道に電車や蓮華の花畑をみたり
湖は、潮干狩り
山は、叔母ファミリーの住む町


夏といったらこの3つでした。
たまには他の海とか
他の湖とか
他の山の町とかは、あまりなく
いつも同じ海、山、湖でした。


いや…稀の稀に
違う時もあったかもだけど
父は気に入るとそればっかり系な父だったので
だいたいは同じ所でした。


でも、
顔や歩き方だけでなく
そういうところも父に似たらしい僕は
いつも同じでも全然構わなかったなぁ。
だって
父が好きだったものは、僕も大好きだったからね。^^




緑の山々
高い空
田んぼの匂い
古い町並み
弾けるラムネの泡
透明な思い出



またいつか
行ける日があると
そんな未来があると良いです。


今夜は、居眠りせずに書けました。(珍しいことがあったものだ)
でも、眠くなってきました。
多分、5分後には瞼は閉じていると思います。(-.-)


大好きな思い出と
一緒に眠ろう。^^


では、
お休みなさい。







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