Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

2013-11-11 | Weblog


流星が輝き現る
雨上がりの星空
この季節の匂い
心で鳴ってる音

心に浸透してるそんな願いがある
三度願わずとも、この心そのものが願いごと

色とりどりの昴
数々の星座の妙
見えないけれど

砂のように、無数の星は居るのだろう
その瞳の輝きのようにあるのだろう

惹きこまれたその瞬間
その心そのものが
願いごと















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2013-11-10 | Weblog

風が吹いて
言の葉が舞って振り向いた景色

真面目に考えれば考える程、慎重になり
慎重になればなる程、思いは増して
意味なんてない
意味なんてある
そう繰り返して、言の葉が舞って

そっと振り向いたらそこは
恋と呼ぶのか愛と呼ぶのかさえ測れない程の
積み重なった思いの波の中

波は揺れて水面は光を生んで
風が吹いたらそっと呼ぶ
君の名前を













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ひとつ

2013-11-09 | Weblog


目覚めた後の窓のそば
秋になって室内に入れたグリーン
小さな葉っぱの影に、花がひとつ咲いていた
思い浮かんだ君のこと
そんなことがあるだけで
僕の心にも花が咲く
ひとつの花から世界が生まれた
そんなひとつに君を見る
















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長い光

2013-11-08 | Weblog


休みの日は一日、時間を気にせずのんびりすごしたいけど
何せ家族の人数が減少気味のここ数年、人手が足らないので
用を済ます為にあっちこっへ行くことが多い。

その道中
例えば車の中で母親と色んな話をするのだけど
そんな時間は自分の確認ができる場になっているらしい。
一人でもそれはしているのだけど、
人との会話だとまたちがう面から確認できるというのかな?

車の中は、音楽も聴けるし風景も眺められるし
家族以外には聴かせられない秘密の話も出来るし
渋滞さえなければ居心地が良い。
茶畑の間を走っていると、夜には狸の姿も時々みられる。


昨日は昼も夜も、それぞれ用があり外出し
やっと全ての用を済ませたところで
いつもの夜景を見るため車をしばしとめホッとした。
やっと時間を気にせずにいられるその安心感。
あのビルが点滅していると、心はとっても安心するらしい。

ほんの10分。
時々、電車が長い光を走らせていく。
車両の数を数えて、あの方向へいくとどんな町があるのだろう?
君は今、元気でいるだろうか、どんな夜を見ているのだろう?
と、ふと思い空の星を見上げたりして
そしてまた家へ向かう道を走る。


向かう道は
光を感じる方へ辿って行ったら
僕が望むばしょへ
君がいるばしょへ繋がっていたらいい
日常は僕を追い越していっても
その風景は僕にとっての安心感
点滅する光は
『ここにいるよ』
頬笑みの合図












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波の音

2013-11-06 | Weblog

ワイン一杯で赤い顔をしていたね。
カメラに飛行機に車、無線と釣りと音楽と
あとは何が好きだったんだっけ?

思い出そうと、偲んでみようとするのだけど
何だか心の何処かが特殊な感情を生み出そうとしてしまうようだ。
多分、正直にいうと、後悔が沢山あるからなのだと自覚はしてる。
もらったものはいっぱいあっても
でも、あげたものはあまりないからな。
父の日には、シャツなどあげた記憶はあるのだけどな。

もらったもの、日曜日の思い出。
午後の海、蓮華の花畑。
夏休みの潮干狩り、日に焼けた背中。
ハンドルを握る手、母の手より大きく太い指。
山の中の町、田圃の匂いは香ばしく。
祭りの夜には手を繋いで、買ってもらったのは丸い風船。
飛ばしてしまってあの時はごめん。


後悔があるからこうして思い出していると、まだ胸が痛むのだろうな。
でも無闇に痛むこと思い出していても仕方ないから
僕は僕の人生を全うして(で…できるかな?)
今度、会うことがあったなら
『俺がいた頃は駄目だったけど、いなくなった後は結構がんばってたじゃん!』
…なんて言われるようにしていけたらなぁと思う。
そして、そうもし言って貰えたら
『でしょう?』と笑って返せたらいいなと思う。
今のところ…まだまだ、連日トホホな日常なのだけど。

でも、時々思い出して
『お元気ですか』なんて、とても天気の良い日などに
心の中で、ものすごい小声でこっそり話しかけてみようと思う。
こっそりね、こっそり…。


偲ぶのは、夏の思い出
深々とした山々と
波の音と砂の感触
そして、そんな風景を与えてくれた人への
感謝の気持ち













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