京都国立近代美術館で開かれている「茶碗の中の宇宙」とその近くの細見美術館で開催されていた
「琳派19 鈴木其一 江戸琳派の旗手」に行ってきました
茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術
安土桃山時代 初代長次郎によってはじめられた「樂焼」は一点一点手捏ねで作成され現在の十五代吉左衛門まで続いています
長次郎は千利休の求めに応じ茶碗を焼きました
実際利休が使っていた黒樂茶碗も展示されていました
また長谷川等伯の描いた利休像を観ることができてとても嬉しかったです
以前読んだ「利休にたずねよ」山本兼一著 の中にも利休と長次郎のやり取りが描かれていてとても興味深かった
「一子相伝」とは言えそこに胡坐をかいては人間が甘えたになる・・・
「各々の代での試行錯誤の創作がその時点での現代」となり450年たった今でもその思いが受け継がれているのを感じました
琳派展19 鈴木其一 江戸琳派の旗手
京都国立近代美術館から歩いて5分くらいのところにある細見美術館
そこでやっているのが鈴木其一江戸琳派の旗手です
写真が撮れないので作品は出せませんが
「雪月花三美人図」と「夏宵月に水鶏図」が特に素敵でした
作品を通して作者本人に出会えたようなワクワク感・・これもまた楽しみでもあります
ついでにとってもきれいな夜空だったのでパチリ