龍穴神社と龍鎮神社
かつて都があり歴史の舞台となった奈良県は、大仏や神社仏閣、鹿などが有名ですが
龍神さまが棲む街があることはご存じですか?
2024年は辰年でもあり昇り龍は幸運を運ぶとも云われています
龍神さまに会って幸運にあやかりたい!そんな期待を持ちながら
奈良県宇陀市「龍のスポットめぐり」に行ってきました
先ずは龍穴神社です
朝もやの中、宿を7時頃に車で出発
20分位で龍穴神社に着きました
早朝の澄んだ空気を感じながら、鳥居をくぐります
両側にある巨大な二本の杉の木は樹齢600年を超えているそうです
敷地を囲むように沢山の杉の巨木が天に向かって伸びています
神秘的で神聖な空気が一面に漂っている感じです
雨を司る神、高龗神(たかおかみのかみ)を祭神として平安時代前期以降、
朝廷から祈雨神として信仰されるようになりました
龍穴神社から国道沿いを車で5分ほど上がると奥宮の「吉祥龍穴」があります
パワースポットとしても知られているこの洞穴には龍神が棲むと言われていて
古くから雨乞いの儀式が行われてきました
次に行ったのは龍鎮神社
室生ダムの赤い欄干に擬宝珠のついた「龍鎮橋」のわきの道を歩いて5分くらいで
石の鳥居が見えてきます
龍鎮神社の入り口です
境内には川を挟んで向かって右側が拝殿、左側のしめ縄がある鳥居の方が本殿となります
数日前に大雨が降り水量が多かったため本殿には渡れませんでした
ご祭神は龍神として知られる高龗神(たかおかみのかみ)です
神社の隣にあるのはご神体ともいうべき「龍鎮の滝」
水量が多くて底まで透き通ったエメラルドグリーンには見えませんでしたが
龍神が棲むという大きな滝壺を見ながら祈祷を行う聖域だったことに思いを馳せました
龍鎮神社の動画 ←よろしかったらどうぞ
この後は宿に帰って朝ご飯を頂きました
茶粥と地元で採れた当帰(薬草)入りのスープ、手作りのお惣菜でお腹も満たされ、
朝のツンとした空気をいっぱい吸ってのスポット巡りで心も満たされた幸せな時間となりました