『ボク サンタさんに何お願いしよっかなぁ』
大谷くんちの小学1年の敦哉くん
真剣にツリーの前で考え込んでると
大人気ない大人代表
大谷敦士先生がこうゆう
『あんなぁ サンタさんは1年間
ずーーーーーっとお利口にしとった奴のとこしか
こーへんねんぞっ』
あぁ
あっくんめっさ泣きそうになってるやんかぁ
『ボク ずーっとお利口さんやもん。なぁリサちゃん』
もん・・やって息子ながらめっさかわいい
ほっぺたぷぅーっとふくらして敦士の事睨んでる
『そっか?少なくともオレにはそう見えんかった』
『おとうちゃんは・・・・やからみえんねんっ』
『はぁ???』
消え入りそうな声でボソっとつぶやいた言葉は
『ちっこいから』
『なっ』
『せえちっこいから ようみえんねんっ!!!』
『・・・・』
流石にダメージを受けたのか敦士は黙り込んだ
『はいっ 今回はあっくんの勝ち。
もちろんサンタさんはくるでぇー』
『ほんまリサちゃん ぼくんとこきてくれる』
『ほんま ほんま来てくれるよ。
せやからあっちであーちゃんとケーキ食べよなぁ』
けど あっくん
ちっこいという言葉はおとうちゃんには禁句や
END