『ほぇ…ここって…』
突然景色が変わった。そこは 工事現場前の歩道。
後ろから作業着の男の人が あたしを追い越した。
あっ あの交差点で大谷と ほなねって別れたんやった。
走り出してみたら
あれれれれれれ あたし地面踏みしめてないっちゅうかなんか浮いてる。
そっか…あたし幽霊みたいなもんやもん。
大谷の苦手なおばけなんや…。
あっ あそこに花なんか置いてある。
そこには リサ元気でね なんて友達からのカードやお供え物
そっか…
後ろを振り返ると 工事現場の音があたしを捉える。
たしか あの時『危ない 』って聞こえて上みたら なんか銀色のもんが落ちてきて…
そんで 意識がとんで 天界への入口にいてたんや…
思い出した。
あたしやっぱり死んだんや…
あかん2週間しかないねん。大谷の所に逢いにいかんと…
あたしが大谷の家の方へ歩き(すべり?)出した時。
大学から帰りらしい大谷の姿を捉えた。
あたしは 大谷へと近づいて声をかける。
『大谷っ』
それが聞こえた?大谷は あたしの方を向いてくれ…ってちゃう。
大谷は あたしを素通りする。
『敦士くん 待って…』
あたしの他の声。女の子の声が大谷の名前を読んだ。
待って…誰 大谷の事 敦士なんて呼ぶん。
そう思っていたら 大谷の所へ女の子が一人走ってきた。
みるからに派手…大谷の嫌いな香水の匂いのする女の子。
(けど ちっこいねん。)
あたしは その後をついていった。
『敦士くんっ 待ってぇなぁ…』
『なんやねん。着いてくんなっ。』
『彼女に向かってそんな言葉ええん?』
『誰が…』
彼女???
大谷に彼女…あたし…ちゃうん?
『なぁ 敦士くん あたしの事送ってくれへんの?あたしあっちの道やのに…』
『・・・』
大谷は むすっと黙り込んだ。
右眉が上がっとるから 多分不機嫌maxには 違いないねん。
あたしが死んでから1週間って天使さんゆうてたよなぁ
大谷…1週間で別の彼女作ったん?まさか 大谷が…
『ねぇ 敦士くんっ…。』
『うっさいなぁ…ほっといてくれ…』
『ほっとけへんもん。彼女やし』
『だから 誰が彼女…『敦士って…』その呼び方やめろっちゅうねん!!』
大谷が真剣に怒った。
怖い顔…。
『…彼女が あんなんになって寂しいやろうからって 新しい彼女に立候補したのに…』
『勝手にしただけやろ!!!お前なんか 彼女でもなんでもないっ』
『はいはい…寂しがりやの大谷君なんて こっちから願い下げやわ。』
『おまえに あいつ…の…』
ばしっ!!!
女の子がいきなり大谷の頬を叩いた。
大谷は そのまま踵を返して その場を立ち去った。
女の子も 相当いらいらしているらしく携帯を出して早速誰かに連絡しつつ
大谷から離れて歩き出した。
あたしは 女の子を避けて大谷の後を追っかける。
『お…大谷っ』
あたしの口から声がでるのに…大谷に聞こえんのか 止まってくれない。
あたしは大谷の手を掴んだ。
掴んだはずやのに…
あたしの手は大谷を 掴むことなく空を切る。
何回やっても同じ
あたしは 大谷に触れない。なんで…あたし自分の姿は見えるのに…
ショーウィンドーを見る。
あたしの影は映ってない。ガラスも素通りする…。
『今のあたしは 空気…なん?』
あたしが呆然としとる間に大谷は どんどん先へ。
全速力で大谷の横に並んだ。
『なぁ 大谷…大谷 あっちゃんってば…』
あたしの声は大谷に届かない。
大谷は 家に向かう道を歩く…あたしは…追う事をやめて立ち止まった。
突然景色が変わった。そこは 工事現場前の歩道。
後ろから作業着の男の人が あたしを追い越した。
あっ あの交差点で大谷と ほなねって別れたんやった。
走り出してみたら
あれれれれれれ あたし地面踏みしめてないっちゅうかなんか浮いてる。
そっか…あたし幽霊みたいなもんやもん。
大谷の苦手なおばけなんや…。
あっ あそこに花なんか置いてある。
そこには リサ元気でね なんて友達からのカードやお供え物
そっか…
後ろを振り返ると 工事現場の音があたしを捉える。
たしか あの時『危ない 』って聞こえて上みたら なんか銀色のもんが落ちてきて…
そんで 意識がとんで 天界への入口にいてたんや…
思い出した。
あたしやっぱり死んだんや…
あかん2週間しかないねん。大谷の所に逢いにいかんと…
あたしが大谷の家の方へ歩き(すべり?)出した時。
大学から帰りらしい大谷の姿を捉えた。
あたしは 大谷へと近づいて声をかける。
『大谷っ』
それが聞こえた?大谷は あたしの方を向いてくれ…ってちゃう。
大谷は あたしを素通りする。
『敦士くん 待って…』
あたしの他の声。女の子の声が大谷の名前を読んだ。
待って…誰 大谷の事 敦士なんて呼ぶん。
そう思っていたら 大谷の所へ女の子が一人走ってきた。
みるからに派手…大谷の嫌いな香水の匂いのする女の子。
(けど ちっこいねん。)
あたしは その後をついていった。
『敦士くんっ 待ってぇなぁ…』
『なんやねん。着いてくんなっ。』
『彼女に向かってそんな言葉ええん?』
『誰が…』
彼女???
大谷に彼女…あたし…ちゃうん?
『なぁ 敦士くん あたしの事送ってくれへんの?あたしあっちの道やのに…』
『・・・』
大谷は むすっと黙り込んだ。
右眉が上がっとるから 多分不機嫌maxには 違いないねん。
あたしが死んでから1週間って天使さんゆうてたよなぁ
大谷…1週間で別の彼女作ったん?まさか 大谷が…
『ねぇ 敦士くんっ…。』
『うっさいなぁ…ほっといてくれ…』
『ほっとけへんもん。彼女やし』
『だから 誰が彼女…『敦士って…』その呼び方やめろっちゅうねん!!』
大谷が真剣に怒った。
怖い顔…。
『…彼女が あんなんになって寂しいやろうからって 新しい彼女に立候補したのに…』
『勝手にしただけやろ!!!お前なんか 彼女でもなんでもないっ』
『はいはい…寂しがりやの大谷君なんて こっちから願い下げやわ。』
『おまえに あいつ…の…』
ばしっ!!!
女の子がいきなり大谷の頬を叩いた。
大谷は そのまま踵を返して その場を立ち去った。
女の子も 相当いらいらしているらしく携帯を出して早速誰かに連絡しつつ
大谷から離れて歩き出した。
あたしは 女の子を避けて大谷の後を追っかける。
『お…大谷っ』
あたしの口から声がでるのに…大谷に聞こえんのか 止まってくれない。
あたしは大谷の手を掴んだ。
掴んだはずやのに…
あたしの手は大谷を 掴むことなく空を切る。
何回やっても同じ
あたしは 大谷に触れない。なんで…あたし自分の姿は見えるのに…
ショーウィンドーを見る。
あたしの影は映ってない。ガラスも素通りする…。
『今のあたしは 空気…なん?』
あたしが呆然としとる間に大谷は どんどん先へ。
全速力で大谷の横に並んだ。
『なぁ 大谷…大谷 あっちゃんってば…』
あたしの声は大谷に届かない。
大谷は 家に向かう道を歩く…あたしは…追う事をやめて立ち止まった。
リサ、大丈夫!ありりんが何とかしてくれる!!
リサも大谷も…
…あたしも(T^T)
涙が止まらないよ~( ; ; )( ; ; )
そして前を向け
リサさんは今戦ってます
皆さんの応援が必要です
さぁ 祈るのでーす
次回をお楽しみに
もう書き上げております
幸せにします
天使半殺しです(笑)
続きを楽しみにしてます。
来週復活・・・
のはず
引き続きお願いします