何分たったんやろ…
あたしは そっと大谷の部屋へと入った。
『おお…たに?』
あたしはリビングへと進んで立ち止まった。
体育座で顔を隠している大谷の隣に座る
すると
『く…小泉…こい…リサ。』
ちっこい体をさらにちっこくして大谷は嗚咽を漏らしてる。
『なんやねん…どこいってん…一緒に暮らすってゆうたやろ…あほ…リサ…。』
込み上げる思い。声を殺しながら あたしを…求めてる。
『どこ 迷子になっとんねん…おまえの場所は ここやろ…あほボケ すっとこどっこい』
たくさんの…
普段なら突っ込みたい言葉も 今は…
大谷は たくさんの涙を流して あたしの名前を呼ぶ。
テレビの上においてあった 二人の写真…伏せてあるのは…あたしを思い出すから?
『お…大谷…あたし…小泉リサやで。』
『小泉?』
子供みたいに泣き崩れていた大谷が顔を上げる。
『どこや 小泉 どこにおんねん…。』
『ここ…あたしは ここにいてる』
あたしが願いを込めて 声を出すと 大谷は確実にあたしに視線を移した。
『小泉…なんで お前オレの隣におらんねん…。』
『大谷 あたしが見えるん?』
『オレ…小泉おらんなあかんねん。どうしたらお前の…そばに…』
『大谷。』
『どうしたらええねん…リサっ。』
あたしの名前を呼んだ大谷は 視線をそらさない。
あたしの瞳を 見ている…。
『ごめん…ごめんな 大谷 おらんくなって…』
『なんで おまえが…オレちゃうねん…オレがお前送っていったら…オレが代われたのに』
大谷は そうゆうてまた俯く
頬には涙のしずくが何本も伝ってる。
『大谷…泣かんといて…もうすぐ逢えるから…』
『えっ?』
大谷は 目を丸くしてあたしを見つめる。
あたしは大谷を抱きしめる…今度は感覚がある。
大谷も あたしを抱きしめてくれてる…。
『あたしは絶対に帰ってくるから…』
『ほんまに帰って来い 約束やぞ…。』
『うんっ絶対に帰ってくる…約束。』
あたしは大谷と 最後のキスを交わした。
その時 あたしの体が光り始めた。
まって まだ2週間たってないのに…あたしは 大谷と離れたくない。
『小泉…おまえ…』
『ごめん 大谷 なんかもう時間みたい。』
『まだ…行くな』
『また あえるから…ほなねっ 大谷。』
ほなね…
あたしは いつものように挨拶して大谷に手を振る。
生まれ変わって逢いにきても あたしやってわかってな。
目に溜まる涙をこぼさない様に… あたしは消える。
最後に大谷の瞳から 綺麗な涙が流れるんが見えた。
『リサ…ほな またな。』
あたしは そっと大谷の部屋へと入った。
『おお…たに?』
あたしはリビングへと進んで立ち止まった。
体育座で顔を隠している大谷の隣に座る
すると
『く…小泉…こい…リサ。』
ちっこい体をさらにちっこくして大谷は嗚咽を漏らしてる。
『なんやねん…どこいってん…一緒に暮らすってゆうたやろ…あほ…リサ…。』
込み上げる思い。声を殺しながら あたしを…求めてる。
『どこ 迷子になっとんねん…おまえの場所は ここやろ…あほボケ すっとこどっこい』
たくさんの…
普段なら突っ込みたい言葉も 今は…
大谷は たくさんの涙を流して あたしの名前を呼ぶ。
テレビの上においてあった 二人の写真…伏せてあるのは…あたしを思い出すから?
『お…大谷…あたし…小泉リサやで。』
『小泉?』
子供みたいに泣き崩れていた大谷が顔を上げる。
『どこや 小泉 どこにおんねん…。』
『ここ…あたしは ここにいてる』
あたしが願いを込めて 声を出すと 大谷は確実にあたしに視線を移した。
『小泉…なんで お前オレの隣におらんねん…。』
『大谷 あたしが見えるん?』
『オレ…小泉おらんなあかんねん。どうしたらお前の…そばに…』
『大谷。』
『どうしたらええねん…リサっ。』
あたしの名前を呼んだ大谷は 視線をそらさない。
あたしの瞳を 見ている…。
『ごめん…ごめんな 大谷 おらんくなって…』
『なんで おまえが…オレちゃうねん…オレがお前送っていったら…オレが代われたのに』
大谷は そうゆうてまた俯く
頬には涙のしずくが何本も伝ってる。
『大谷…泣かんといて…もうすぐ逢えるから…』
『えっ?』
大谷は 目を丸くしてあたしを見つめる。
あたしは大谷を抱きしめる…今度は感覚がある。
大谷も あたしを抱きしめてくれてる…。
『あたしは絶対に帰ってくるから…』
『ほんまに帰って来い 約束やぞ…。』
『うんっ絶対に帰ってくる…約束。』
あたしは大谷と 最後のキスを交わした。
その時 あたしの体が光り始めた。
まって まだ2週間たってないのに…あたしは 大谷と離れたくない。
『小泉…おまえ…』
『ごめん 大谷 なんかもう時間みたい。』
『まだ…行くな』
『また あえるから…ほなねっ 大谷。』
ほなね…
あたしは いつものように挨拶して大谷に手を振る。
生まれ変わって逢いにきても あたしやってわかってな。
目に溜まる涙をこぼさない様に… あたしは消える。
最後に大谷の瞳から 綺麗な涙が流れるんが見えた。
『リサ…ほな またな。』
号泣です(涙)
(さっとハンカチを出す)
きっとこの後『このやろー』って
思うから(笑)