『えっと あったあった どないやオレンジ・・・・。』
あぁほんまに 大谷ってええ奴やんな。惚れ直すわ(笑)
あたしが失敗続きで落ち込んどるんわかってて こんな風にあたしでも出来る用事ゆうてくれてるねん。
けどこんなんただのパシリで誰でもできるやんかぁ
がっつりええとこ見せてあたしの事惚れ直してほしいのに
っていうか どやろ元から そんなに惚れてないとかやったら…
大谷 あたしなんかでええんやろか
元カノみたいに ちっこくもかわいくもないし 気もきかへん
ただの通天閣。でっかいだけの取り柄ない女やのに…
あたしでええ…
あたしは目の前の風景に足がすくんだ
大谷と一緒に楽しそうに話しているのは…あのちっこくてかいらしーい子は
も…元カノですやーん!!!
似合ってる二人を目の当たりにして あたしはなぜかきびすを返していま来た道を走り出した。
もう帰るあたし帰る。
もうポケットには30円しかないけど 家に電話して迎えに来てもらう。
ええねん あたしよりあの元カノのんが大谷に似合っとる
大谷もなんなんよ 鼻の下のばして へらーっとした顔して しゃべってるやなんて…
神様は あたしにこれ以上トドメ刺す気なんかぁー!!
ぴきゃっ!!!!!!!!!!!!!
いきなり あたしの足が悲鳴をあげたんでその場に座りこんだ。
『いてててててて』
『あっ いてはった』
『わーーーーーーーーーーー』
急に背後から声掛けられて びっくりして振り向いたら 元カノさんが立ってた
ってなんでこんな所にいてるん?大谷とラブラブランデブーちゃうん?
『どうしたんですか?敦士くん 探してますよ』
この子自然に 敦士くんって呼ぶんやなぁ。かーいらしいなぁ
『いや あの へへへへ♪』
『って あーめっちゃ痛そう 靴擦れしてる』
『あーなんかあんまし慣れてないん履いてきたから』
『そこの椅子にすわって あたしバンソーコあるから…』
せやんなぁ 普通の女の子はカバンもバンソーコも持ってるわ。
『ちょっとだけ 足上げてもらっていい?』
しかもこんなにてきぱきしてるやなんて…見ず知らず(いや知ってる)のあたしにこんなに親切やなんて
よーでけた娘さんや この人とやったら大谷幸せつかめるやん
『うぅぅぅぅぅ』
『えっ どうかしたん 痛かった?』
痛い 痛いよ あたし心が痛い。
大谷の彼女があたしって めっさはずい どの顔さげて『ハート掴む』なんてゆうてんのよ。
『あー おった』
『敦士くん』
びくっ 敦士くん・・大谷来てくれたんや。
そっか もしかしたら おまえと別れてさっき再会した元カノと元サヤやなんてゆうんやろか
『なんか靴擦れしてはって』
『ほんまや 小泉そんなんはよ言えって…』
大谷 ゆうならきっぱりとさっぱり あたしを振ってくれー。
こんな靴擦れしたダサい女はいややろ 元カノのんがかわいいし気が利くしええやろ?
そういえば元カノはジャイアントと別れてブロークンハート
それを大谷が癒してあげるんやろ
さよーなら大谷
短い時間やったけど 付き合ってくれてありがとう楽しかったです
あたしは これを思い出にして生きてきます。
涙がホロホロと流れてとまらんのは 悲しいからやなくて情けないから…
大谷 ごめんなこんな女…。
ほら 『小泉ここで解散』ってゆうんやろ
『ありがとう 神崎 あとオレがやるから…ジャイアント待っとるんやろ?』
『ほんま…。じゃあ えっと…ごめんなさい お名前何でしたっけ?』
ジャイアントが待ってる?って…
『えっ…あたし…『小泉。 こいつの名前は 小泉リサ オレの彼女』』
えっ?
大谷 いま…あたしの事彼女って元カノさんに紹介してくれた
『あっ やっぱりそうなんや(笑) そしたらまたね 敦士くん 小泉さん。』
★★★
『大谷…神崎さんと復活』
『はぁ おまえ頭でも打ったんか?復活したんは 神崎なジャイアント
ほんで今日ここへデートに来たんやって(笑) よかった よかった』
復活愛は 大谷と神崎さんやなかったんや。
そして 大谷の彼女は…あたし。
『なぁ 大谷ええの…』
『は?』
『ほんまに こんなんが彼女でええの?』
でかくて気もきかんくて あほで…どこもええとこないのに あたしでええん?
大谷は すこしだけあきれた顔をした。
『何をいまさら…それより もーはよ足出してみっ。いつも通りでええのに張り切ってめずらしいカッコしてくるから
こんなんになるんやぞ…ほんまにおまえは世話かかるやっちゃな』
『だって…そんなん。デートやゆうから ちょっとでもかわいくしたいやんかぁ…』
大谷が デートってゆうてくれたんやもん。
でかくてもちっとは かわいくしてみたいやんかぁ…大好きな人にちょっとでもよう見てほしいやんかぁ…
『あっ やば オレ今ちょっとつかまれた『なにをよーーーーーーうぇー』』
『こっちの話。とにかくおまえは…どんっと構えとけ。』
『う…うん。もう一回ゆうて 小泉リサが彼女やって…』
『・・・・・・言わん(笑)』
『ゆーてーよ どケチ。』
『おまえ こんだけオレに奢らせといてケチはないやろケチは…』
『あっ ごめん。(笑)』
『足大丈夫やったら あとカラオケでも行こか?』
『うん 大谷のおごりでなっ』
『はいはい…』
不意につながれた手が うれしい。
なぁ あたしは 大谷の彼女でええんやね。
END
あぁほんまに 大谷ってええ奴やんな。惚れ直すわ(笑)
あたしが失敗続きで落ち込んどるんわかってて こんな風にあたしでも出来る用事ゆうてくれてるねん。
けどこんなんただのパシリで誰でもできるやんかぁ
がっつりええとこ見せてあたしの事惚れ直してほしいのに
っていうか どやろ元から そんなに惚れてないとかやったら…
大谷 あたしなんかでええんやろか
元カノみたいに ちっこくもかわいくもないし 気もきかへん
ただの通天閣。でっかいだけの取り柄ない女やのに…
あたしでええ…
あたしは目の前の風景に足がすくんだ
大谷と一緒に楽しそうに話しているのは…あのちっこくてかいらしーい子は
も…元カノですやーん!!!
似合ってる二人を目の当たりにして あたしはなぜかきびすを返していま来た道を走り出した。
もう帰るあたし帰る。
もうポケットには30円しかないけど 家に電話して迎えに来てもらう。
ええねん あたしよりあの元カノのんが大谷に似合っとる
大谷もなんなんよ 鼻の下のばして へらーっとした顔して しゃべってるやなんて…
神様は あたしにこれ以上トドメ刺す気なんかぁー!!
ぴきゃっ!!!!!!!!!!!!!
いきなり あたしの足が悲鳴をあげたんでその場に座りこんだ。
『いてててててて』
『あっ いてはった』
『わーーーーーーーーーーー』
急に背後から声掛けられて びっくりして振り向いたら 元カノさんが立ってた
ってなんでこんな所にいてるん?大谷とラブラブランデブーちゃうん?
『どうしたんですか?敦士くん 探してますよ』
この子自然に 敦士くんって呼ぶんやなぁ。かーいらしいなぁ
『いや あの へへへへ♪』
『って あーめっちゃ痛そう 靴擦れしてる』
『あーなんかあんまし慣れてないん履いてきたから』
『そこの椅子にすわって あたしバンソーコあるから…』
せやんなぁ 普通の女の子はカバンもバンソーコも持ってるわ。
『ちょっとだけ 足上げてもらっていい?』
しかもこんなにてきぱきしてるやなんて…見ず知らず(いや知ってる)のあたしにこんなに親切やなんて
よーでけた娘さんや この人とやったら大谷幸せつかめるやん
『うぅぅぅぅぅ』
『えっ どうかしたん 痛かった?』
痛い 痛いよ あたし心が痛い。
大谷の彼女があたしって めっさはずい どの顔さげて『ハート掴む』なんてゆうてんのよ。
『あー おった』
『敦士くん』
びくっ 敦士くん・・大谷来てくれたんや。
そっか もしかしたら おまえと別れてさっき再会した元カノと元サヤやなんてゆうんやろか
『なんか靴擦れしてはって』
『ほんまや 小泉そんなんはよ言えって…』
大谷 ゆうならきっぱりとさっぱり あたしを振ってくれー。
こんな靴擦れしたダサい女はいややろ 元カノのんがかわいいし気が利くしええやろ?
そういえば元カノはジャイアントと別れてブロークンハート
それを大谷が癒してあげるんやろ
さよーなら大谷
短い時間やったけど 付き合ってくれてありがとう楽しかったです
あたしは これを思い出にして生きてきます。
涙がホロホロと流れてとまらんのは 悲しいからやなくて情けないから…
大谷 ごめんなこんな女…。
ほら 『小泉ここで解散』ってゆうんやろ
『ありがとう 神崎 あとオレがやるから…ジャイアント待っとるんやろ?』
『ほんま…。じゃあ えっと…ごめんなさい お名前何でしたっけ?』
ジャイアントが待ってる?って…
『えっ…あたし…『小泉。 こいつの名前は 小泉リサ オレの彼女』』
えっ?
大谷 いま…あたしの事彼女って元カノさんに紹介してくれた
『あっ やっぱりそうなんや(笑) そしたらまたね 敦士くん 小泉さん。』
★★★
『大谷…神崎さんと復活』
『はぁ おまえ頭でも打ったんか?復活したんは 神崎なジャイアント
ほんで今日ここへデートに来たんやって(笑) よかった よかった』
復活愛は 大谷と神崎さんやなかったんや。
そして 大谷の彼女は…あたし。
『なぁ 大谷ええの…』
『は?』
『ほんまに こんなんが彼女でええの?』
でかくて気もきかんくて あほで…どこもええとこないのに あたしでええん?
大谷は すこしだけあきれた顔をした。
『何をいまさら…それより もーはよ足出してみっ。いつも通りでええのに張り切ってめずらしいカッコしてくるから
こんなんになるんやぞ…ほんまにおまえは世話かかるやっちゃな』
『だって…そんなん。デートやゆうから ちょっとでもかわいくしたいやんかぁ…』
大谷が デートってゆうてくれたんやもん。
でかくてもちっとは かわいくしてみたいやんかぁ…大好きな人にちょっとでもよう見てほしいやんかぁ…
『あっ やば オレ今ちょっとつかまれた『なにをよーーーーーーうぇー』』
『こっちの話。とにかくおまえは…どんっと構えとけ。』
『う…うん。もう一回ゆうて 小泉リサが彼女やって…』
『・・・・・・言わん(笑)』
『ゆーてーよ どケチ。』
『おまえ こんだけオレに奢らせといてケチはないやろケチは…』
『あっ ごめん。(笑)』
『足大丈夫やったら あとカラオケでも行こか?』
『うん 大谷のおごりでなっ』
『はいはい…』
不意につながれた手が うれしい。
なぁ あたしは 大谷の彼女でええんやね。
END
ぱっちい、あかんで、大谷はわたしのものだ!(^^)
キュンキュンするー♪