アトリエバラ・スタッフのブログ

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ハケンの品格「最終回」

2007年03月16日 01時40分23秒 | 日記
ハケンの品格「契約終了!…スーパー派遣最後のスキル」#10
あっという間の10回でしたね。

たくさんの派遣社員・パート・アルバイトそして正社員の人たちにそれそれの働き方を問いただした番組に出来ていましたね。
そして桐島 敏郎◇松方 弘樹 演じる部長職すなわち会社側の人間(経営者側)のなど現実の社会をかなり皮肉って作ってましたね。

いつものように心に残る台詞です。

最後の仕事が終わり大前が退社し森が続いて退社
森 ビルの外に出て号泣する。

近づく
大前
業務時間が終わるまで良くがんばったわね。
仕事中よくトイレに駆け込んでいた貴方が・・・
良くここまで成長しました。


あたし 群馬に帰るんなんてうそなんです。
先輩に一生付いてくなんて言ったけど・・
やっぱし 私には無理だってわかったんです。

あたし
ずーとあそこで働きたい
でも
いつか自分だけ消えなくてはいけない
あんなにいい人たちだから  よけいにつらくて
いくらスキル磨いたってこんな思いして働くなんて
だからあたし
ハケンやめます。

大前
誰も貴方にハケンになれと頼んだ覚えありません。

貴方は貴方の道を行けばいいんです。

そのために必要な勇気を貴方はこの三ヶ月で得たはずです。

もー 大丈夫

自分の気持ちに正直に

勇気を持って歩き出しなさい!

働くことは「生きることです」


春子先輩・・・・

大前
「お疲れ様でした。」
大前 森の前から去ってゆく。


頭を深々と下げ
「お疲れ様でした」

大前 春子◇篠原 涼子
森 美雪 ◇加藤 あい

10回を通して作者の言いたかったこと
   働くことは「生きることです」
この一行のように感じます。

以前にも書きましたが人と言う字は互いに寄り添っています。
働くと言う字も人が動くと書きます。

其処には正社員も・パートも・バイトも・派遣社員も・ましてや管理職・社長にいたるまで(高級官僚も・天下りの元官僚も・市・県・国会議員)

すべての男女年齢に関係なしに

働くことは「生きることです」

この言葉が今の日本には本当に必要なのでしょう。

しかし働きたくても働く場所が今の日本に本当にあるのでしょうか。

政府はバブル景気だといいますが、地方の町は壊滅状態。

町の形をしていません。巨大なモールが突然田舎の畑の中に出来たり

潰れた車の工場の跡地にやはりモールが出来る。

確かにモールの中に入れば人はいます。

町の商店は軒並み潰れてゆく?

食にしても関東はチェーン店の乱立。
一般のお店は次々と閉鎖。

小泉さんの政策見事ですね。

強いものだけしか生き残れない社会になったようです。

私の知っている民主主義とはまったくかけ離れた日本の民主主義が始まったのです。

ハケンの品格の最後は森さん正社員にチャレンジ。
やはり強いものには勝てませんでしたね。

ドラマの森さんも半年後正社員になれたとしても、
60才を迎えた時の森さんを想像して見ていた方は何人いたでしょうかね。

あのドラマの会社は60才の女性を雇っていたでしょうか。

働くことは「生きることです」/・・・重~い言葉です。
コメント
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